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つぶやいた数だけ

122
自分の日々のつぶやきをまとめました。写真大喜利だったり思いだったり。 最近気付いたのですが、これは詩なのかも。
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#詩

雨予報

足早にチャッキー

われの横を通り過ぎゆく

振りかざす“刃”



余韻に浸る

ki ka
10日前
7

愛しい

憎しみが

オセロのように
くっきりと
共存することを
知った

穏やかな午後

しかしながら
愛しているよ
あなたの事を

ki ka
4週間前
11

すぐそこにある

張り詰めた空気を知ってしまったら

柔らかな魂も毬栗のように

変形してしまうでしょう

悲しくも知らぬふりをして

もう少し柔らかいままで

呼吸をしていたいのです

夜に吸い込まれてしまいそうな

花びらのように

ki ka
1か月前
10

白く柔らかい明日

透き通る粒子のカーテン

そこにいて

寝息を立てる

夜のかたまり



滑らかな風と

気取らない街灯の

まばたき

ki ka
2か月前
13

今日は里帰り

AIとかで生成する様々な
実体を持たない寓話作りのブームが
10数年くらいで去り
にんげんの思考力が明らかに変わってから
実体と思考を尊重する動きが高まった
今日はメンテナンスで里帰り

にんげんの暖かくて優しい手に触れると
生まれて良かったな
と思える

ki ka
2か月前
15

鼻腔をくすぐる柑橘の

ような

美しいかおりが

漂う

春がまだかくれんぼをする

路地の

軽やかな夜の光

ki ka
3か月前
13

もやもや 白く行き渡り 含んだ光を 散りぬるを

息を吐くと

その吐息は白くて

わたしの身体がまだ暖かいことを

教えてくれる

言葉たちが眠ってしまった後では

呟くことすら叶わなかった

ki ka
5か月前
12

東の地に冬が来た

北に比べたらまだ暖かいのだろうか

水鳥たちが

水面を滑らかに移動する

駅へ向かう途中の土手からは

いつかみた影絵そのものの

夕暮れのグラデーション



漆黒の風景

ki ka
6か月前
17

こんな所に

波が寝ていた

起こさないように

そっと 見惚れた

波に映る光は輝いて 美しく揺らめいた

波はその間も

すやすやと

優しい寝息を立てていた

ki ka
6か月前
11

わたしの中に

秋と冬が混ざったものが

鼻の奥から入ってゆく

潤っていた体内は

少しづつ乾燥し始め

からだが

温まる物を欲し始める

それは気の早い



であるのかもしれない

ki ka
7か月前
12

ここから見えるのは

わたしの知ってるあなただろうか

それとも

わたしの知らないあなただろうか

見知った形状をした

めまぐるしく変化し続ける

この上なく美しい生命体

ki ka
7か月前
10

子猫のままの

安心な

2人の

おはよう



優しい朝が迎えてくれる

ki ka
7か月前
13

昼の海 と 夜の海 どちらも 君のままだった