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靴底を雨に濡らして君とゆくために殺した必要な嘘 風に揺れる風船みたいにごめんねが笑ってばかりで手を離される 捨てられるのが怖いから捨てるだけ ふたりで見た映画のパンフ
倒れてるペットボトルの輪郭も見えない 心を探るゆびさき 夜闇に漂うジュースの匂いだけふたりが赦されないようにある やさしさを比較したくない風船は空気を入れればいつかは割れる
しあわせな歌が聴きたい平凡な日の窓際に飾るみたいな 変わりたいから新調する照明がステンドグラスみたいな祈り 誕生日みたいに放した風船が飛び立つ帰りの駅のホームから