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終わらない潮の満ち引き こんなにも間近で君を見ても暗がり ねむくなるみたいに揺れる海だけが地球の目覚めを待ってる夜更け 化石化を焦がれるような雑談をつづけて僕ら砂の一粒
行かないでとは言うこともない海でさざ波のまま溺れた記憶 良いことも覚えていない脳みそで覚えていたいことがなかった 潮風の記憶をたしかめるようにひとりで歩いた海岸通り