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うつくしく在りたいだけの心さえ偽る僕は鏡面の夜 終点のないようなバス喜劇にはできそうもない会いたい夜中 溜息は一人の帰路でつく今日を愛せなかった一℃の夜更け
さざなみをたてたくて、聴く月額が約千円の音楽を聴く こんなにもがんばれなくてわたしってほんとにただの木の枝なんだね ねむいってごめんなさいと似たような夜独特のぬるい響きだ
壁の絵の画家の名を思い出せなくて深夜三時にラインを送る 君ひとり立ち止まっている絵の夜に食べかすみたいな月のひかりだ 歯車が回っていない腕時計買い換えるためのすべては口実