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繰り返し叩かれて強くなる鉄のようで君から引き出した色 野良猫のような訛りを聞きながら急勾配の坂道を往く ハンガーにコートを掛ける体温を残してくれない雪解けの君 水星の有刺鉄線のような眼で髪型変えたと尋ねてくれる 君だけが知っていればいい癖のこと終末みたいなルーフバルコニー 雨だって駆けだしていくうれしさで君の怒りに揺れる手を見る 好物が似ていないのがほんとうに他人って感じ パフェのさくらんぼ 手のひらが寄せては返す波ならば一億年後も笑わせている なにもかも知っ