パーフェクト・パーフェクト・パーフェクト
ロンドン/パリは近いのと
わたしの子供時代からのお友達で優雅なフランス語がパーフェクトなマダム達がいるので....
割とパリはサクッと行ける
そしてずっとずっとわたしは
大好きな妹をパリへ連れ出してあげたいと思っていた!
今回、フランス ナントで予定のあった妹とわたしの甥
彼らに合流してナントで数日過ごした後に
電車でパリまで戻って彼らが飛行機の乗るまでの24時間だけパリで時間があった!
嬉しいな 妹ちゃんを連れ出してあげれる!
厳密にいうならば夕方17時半にパリにつき翌日の16時に空港に向かうというスケジュール
たかが24時間 されど24時間!
これが素晴らしいほどにパーフェクト・パーフェクト・パーフェクトだったのよ
妹がビックリしてた
お姉ちゃんって本当にすごいって!
若い甥っ子はほぼパリの観光なんて興味ない
そんな彼の目がキラーンと光ったのがナントからパリに向かう列車に乗る寸前
彼の熱狂している趣味の聖地がパリにあることを知った彼
目をキラキラさせて(ここに行きたい!)と
彼が赤ん坊の頃から知ってる叔母だもん
速攻で検索してその場所が19時に閉まるのがわかったのでナントから直行したわよ!
到着したのが18時ぴったり
その場所に行った瞬間から彼のテンションがマックスになったのがビンビンに伝わってきて
わたしと妹はその彼を見てるのが嬉しくて
その通りのすごくナイスなビストロで生牡蠣と白ワインを飲みながら甥っ子を待ってたわ
その後、ホテルにチェックインしたら
耳元でコソッと囁かれた!
マダム、アップグレードしておきました....
素晴らしい夜をって
じゃーん
ベッドルームからエッフェル塔が見える素敵なお部屋だったわ!ベッドの上には箱に入ったプレゼントが置かれていた
そういえば去年も5星ホテルでスィートルームにアップグレードされてたんだよね
もうパリでは普通のお部屋に泊まれないかも....おほほ
『パリでご褒美をいっぱい貰った話し』こちららで書いてたサインの旅行『サインが分かりやすくて笑ってしまう!』9月にちょっと一人でパリに一泊出かける予定にしてるんだけれど...,ちょっと色々強行軍で…
この日は夜のルーブルをお散歩して、サンジェルマンデプレを通過して爆睡
翌日は実は当日のチケットを買ったのにサクッとベルサイユ宮殿に並ばず(しかも指定していた時間よりずっと早く)入れてしまって....宮殿の中もガラガラ
妹と甥っ子に見どころを一通り見せてあげてて
....
そこで見逃さないわたし
一通り観光を終えると泳ぐ甥っ子の目
きっとまたあの趣味の聖地に戻りたいんだって思って聞いたら
全身が(YES)と言っている!
そうかそうか!
好きなこと情熱のあることにエネルギーを使うことはめっちゃ良いことや!
ということで彼の(聖地)に再び戻ったら
今度は妹の目がキラーン
なんと聖地の横でアンテイークの蚤の市が開催されていた!!
アタシ、パリで蚤の市に行くのが夢だったの❤️
と喜ぶ妹
早く言っておくれ!
いうことで甥っ子を聖地に放流
彼はここの店主のフランス人のオーナーに昨日すごくすごく良くしてもらったの!
それで翌日も登場した甥っ子をオーナーの彼は満面の笑顔で暖かく迎えてくれて....
絶対に甥っ子パリ大好きになった筈❤️
だってパリでこんなに大事に大事に
されたんですもの彼
その合間に姉妹で蚤の市へ
わたしがパッと最初に手に取った美しい花柄のブラウス
一目で気に入ってサラッと羽織ったら身体にピッタリだった
これ絶対に!
一生着たいぐらい気に入った!
オーナーのマダムに(パーフェクト!)と言われて
当然買うよね
その場で
で
冷静にタグを見たらシルク100%のKenzoの物だったの
美しさが桁違いだと思ったわ!
わたしね....,
ベルサイユの鏡の間にはじめて立った
若き無名の高田賢三氏が(自分は一生美しいものを作る)って自分に誓ったという逸話が大好きなの
まるでその場面が目に浮かぶ様に感じる時があるぐらい大好きな逸話なの
その逸話を一生懸命甥っ子にしていたのよ
鏡の間にて....
彼は全く聞いてなかったけれどね オホホ
鏡の間にいた数時間後にあっさりKenzo の一生物を手に入れちゃった
妹にビックリされた
お姉ちゃん!
めちゃくちゃ似合う!
美しいものを一生作ると決めた方が作った物が自分のやってきたんですもの
もうワタクシ本当に大事にするわ❤️
遅めの昼食をオシャレなお魚のレストランにて
そうしたらそこの看板犬ちゃんから
こんなサービス
こんなお目目で見つめられて
わたし達のテーブルを離れない!
本当に可愛すぎるでしょ
❤️
妹がいう
きっと死ぬまでに何度も何度もこの一週間を思い出すだろうな
きっと死ぬ間際にもきっと思い出すって
わたしもおんなじよ
こっそり涙でお別れしたわ
大事な妹ちゃんと大事な甥っ子くんと
始めまして 喜花(キカ)です 南ロンドンで鍼灸、漢方、カウンセリング専門のクリニックを経営しています。愛する東洋哲学、東洋的な身体、精神との付き合い方、イギリスで長く生活するコツなどを綴ってます