自律神経失調症辛かった時期からよくなるまでの生活

久しぶりの投稿です。

今回は自分が自律神経失調症となり、今では仕事しながら一人暮らしをしていけるようになれた回復までの過ごし方をお話しできたらと思います。長文になりますし、お時間のある方は辛い時の参考にしていただければと思います。

今から約3年前、当時高校生だった自分は自律神経失調症となり朝は起きれず夜は眠れないようになってしまいました。最初は親が仕事に行ってから部屋を出るようになりました。親に怒られるのが嫌だったり、話したい気分でもなく親に何も言わずに学校を休むようになりました。休んだことがバレないように制服をリュックにいれ、私服で家を出るようになり、帰宅時には制服で帰宅したり、親より先に帰ったときはワイシャツを洗濯カゴに入れておいたりして誤魔化していました。しかしそんなこともめんどくさくなり、病院に行く決意をします。小さい頃からのかかりつけ医に行き、自律神経失調症のような症状が続くことを話したら、心療内科を勧められたのですが行きたくありませんでした。そのためその以来しばらくは通院しなくなりました。

その後専門学校に進学したものの通学は約2時間かかり課題も多く睡眠時間がさらに減り、朝は音楽を聴きながら寝ないように通学、帰りは寝過ごすことも多くなりました。ここから1番辛い時期なることも予想せず辛いとは思っていても気持ちの問題で、せっかく親に入学させてもらった学校、自分のやりたい事を目指す場所であり「気持ちで乗り切れる」と思いながら生活していました。そんな時に色々な問題があったりでさらにストレスがかかるようになってしまいました。朝起きれず寝坊してしまい副担任の授業に遅刻してしまいました。その時にはかかりつけ医から薬を処方してもらっていたので謝りつつもその話をしたら「体調不良は言い訳にならない」。薬をみてから、「こんなの気持ちの問題だろ」と言われ悔しくて辛くなりました。

そこからは頑張っていたものの、真夏にとても寒くなり体温は38度を超えてしまいました。しかし、授業を休むわけにもいかずそのまま乗り切ることに。それから夏休みに入り休み明けも体調は良くならず親にも担任にも話をして休学をすることになりました。休学の際学科の教官で現役精神科看護師の方と話す機会を貰いました。その時に「お前は今までsosを我慢してきてここまで頑張った。我慢が長すぎたけど、今はこうやって自分でSOSを出せているから今度はもっと早くSOS出せるようにしろ」と言われ、辛かったこと話した際には分からない人もいる、「心と気持ちは違う」と言われ、気持ちで乗り切ろうとしたけど心の問題と気持ちの問題は別で、そこが間違いだったと教えてもらいました。

そこから心療内科にも通ったりしたり、もして復学に向けて動き出しました。しかし復学手続きの為の期限は長くありませんでした。バイトをしたり外に出るようにしたり色々試してみたのですが、大きな回復は見られませんでした。そして復学は諦めて退学をすることに…。とても悔しかったです。

そこからは無理をせずやりたいことだけをしていました。しかし、大元のストレスである家庭(父親)から離れることはできていません。生活に文句を言われ仕事を探していても何もしていないと言われ余計なストレスを抱えることになりました。そこで直ぐに家を出れる仕事を見つけ一人暮らし第1章が始まることに。それは新聞屋でした。もちろん続かず2ヶ月ほどで辞めました。そしてここからが自分の大切な時期となりました。

退職後は実家に戻り、回復に向けて生活していきました。遊びたい時は遊びに行き、寝たい時に寝るやりたくない事は基本やらない、食べたい時に食べる。朝や夜の人の少ない時間帯に外に出る。などほんとに自由に生活しました。その中で最も良かったのは辛い時はベッドから出ない部屋に篭もる事ですかね。ただ、最低限何か口にするようには言われていたので食欲がない時にもお菓子でも飴でも何かを口にするようにはしていました。そんな生活ができたのも退職前に数回かかった病院で薬は出さないけど母親を呼んで来なさいと言われ、母親に話をして一緒に行ってもらい退職を勧められたことも実家でゆっくりするべきってことも伝えてもらい。その生活が送れるようになりました。父親に関しては母親から余計なことは言わないようにと言われてた為うるさく言われることは無くなりました。起きたくない時にはベッドからも出ない。食べたくないなら食べない。外に出たい時は出ていく。寝たくない時は寝ない。最低限の自分の事だけやる。そんな自由な生活をさせてもらったことで少しづつ良くなっていきました。段々外に出たいと思うことが増えていき。友達と約束を出来るようになっていきました。この生活ができた期間がとても大切でした。

まぁ、しかしそんな生活も長くはできませんし、貯金が底をつきそうな頃に今の仕事の話が来て仕事をして一人暮らしをしながらの生活を送っています。

今でも辛いことばかりで、何度も挫けそうになったり、死にたくなったり、失踪したくなったりは日常茶飯事です。それでも頑張っているのは母親の存在です。ここまでわがまま自由にさせてもらい、沢山心配もかけて来たので、これ以上迷惑、心配かけたくない気持ちだけです。それを思っても頑張れないと思うことは多々あります。今もそうです。完璧に良くなった訳では無いのですが、空元気を作れるようにはなっています。泣きたいですし、親に正直に話したい気持ちもあります。ただ、我慢しています。母親の存在が今なければ俺も今は生きていないと思います。

生きていると辛いこと沢山あります。特に精神疾患の方は理解されにくく辛い思いを沢山しています。もちろん精神疾患の方だけではないですが、入院するような大きな病気とは違いはっきりと治ったとかが分からないものです。世の中にはたくさんの方がいます。それぞれ辛い思いをしています。自分だけと思わず誰かに吐き出せるだけでも変わります。不幸自慢だろうとなんだろうとその人のことを思い多少大目に見てください。辛い人は自分だけじゃないし、理解してくれる人は必ずどこかにいることを忘れないでください。甘えるべきところは甘えてください。自分に甘いことは沢山あっていいと思います。その分他人にも優しく出来ればいいんです。

今回この文章を書いていてもう一度自分に言い聞かせたいと思いました。上手くまとまらない文章ですがここまで読んでくださりありがとうございました。

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