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私のかかと

「痛っ!」

隣りで寝る夫である企業戦士の一言で目が覚める。
夢から覚める。

企業戦士は、仕事も大学院も冬休みに入りリラックスモード。

夫である企業戦士は、平日は会社と戦い、休日は大学院で勉強中。家庭を守りつつ、使命をもって励む姿はまさに戦士。

そんな戦士も鎧を脱ぐ時があるのです。

腕枕したり足を絡めたり、くっついて寝る私と企業戦士。

サファリパークで固まって寝るライオンを見た時、娘が
「パパとママと一緒!」
とはしゃいで言ったほど。

幸せな気持ちで毎日寝ているのだが、
最近、足を絡めると

「痛っ」
「ざらざらがチクチクになってきた」

甘い雰囲気をぶち壊す一言が飛んで来る。
せっかく気持ちよく寝ているのに、ぬくぬくしているのに。

甘い雰囲気をぶち壊す犯人は、

私のかかとの角質

起きてすぐに靴下を履くのだが、最近やたらひっかかるなと思っていた。
靴下を脱ごうとすると、やたらひっかかるなと思っていた。

いつからか思い出せないくらい、ずっとかかとは砂漠状態だった。
「見えないからいっか。」
くらいに考えていたら、冬だけカサカサだったかかとは、季節問わずかさかさに。

それでも見て見ぬふりを続けてきたが、、、、もう限界のようです。

年齢を重ねることは、ワインみたいなもので、熟成したうまみがある。
周りの40代、50代の方はきらきらしているし
年齢を重ねるのを楽しみにしていた。
そもそも
あんまり年をとったことを実感したことはなかった。

今の私が一番大好き!

絶好調だった2023年。

ここに来てさらなる伸びしろ発見!!

靴下から拒否されるのも
企業戦士から拒否されるのも

私には耐えきれない

2024年は触りたくなるかかとを目指します。




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