Kintoneについて一言二言言いたい(言うばっか😭)


Kintoneの課題について

Kintoneを触れる事があり、アプリ作成や管理メンテなどを行ったりする事もありますが、手軽にアプリ(Kintoneでは1テーブルをアプリと言います。ザックリし過ぎですけど)を作成出来るので、初心者でも何となく試行錯誤すれば、データベースっぽいものが出来上がります。

見た目は努力すればそこそこマシになりますが、野暮ったい感じな画面なので、結構好みが分かれます。気にしない人はあまり気にしません。
CSSなど多用すれば何とかなる部分もあったり。

さて、本題ですが、せっかく作ったアプリも検索出来なければ意味がありません。当然Kintoneでは検索する機能は付いています。付いているのですが、その検索性に問題があります。

検索で引っかからない

個人がKintoneを使うシーンがイメージ付きませんが、大半が業務向けで使用するかと思います。ただね、検索しても引っかからないんです。確実に引っかけなければいけない検索がKintone上では出来ない。

例えば、ABC123という商品コードがあるとします。
この商品コードをSQLでいう所の like 'A%'とか'%C12%'などの部分一致検索をしたいとした時、引っかかりません。Result 0 です😭
これはKintoneのマニュアルにも記載のある事で、「仕様」とのこと。
いやいや・・確かに、ヘビー級のクエリが投げられるのは困るとしても、データ検索が出来ない仕様って、どうなのでしょうか。


改修する気はないっぽい

これデータベースとして活用するには非常にネガティブになる仕様です。これを解消するためのプラグインは実際存在します。
基本しっかり使うとなると有料です。良いプラグインですね、これ。

ただね、こんなことは本来プラグインが無くても出来なくてはいけないことだと思うのです。データベースなら当たり前のこと。もう何かする度にプラグインまみれになるKintoneですので、標準機能のみだと「悲惨」です。割り切ればシンプルですけど。

可能性があるという記事を見かける

APIが備わっていたり、とても使い処があるのも事実で、使い倒すと面白い事は出来ます。プラグインは必須ですけど。
Web+DBなシステムをテキパキ作ってしまう環境が他にあるなら、あえてKintoneを選ぶ意味はあまり有りません。APIは分かり易くて、ただクセが強いので何とも・・・という所もありますが。
KintoneAPIで色々やりたい時、ノウハウとか技術が無い場合は、アステリアワープとかそういったツールに甘えてしまう方がラクです。お金かかるけど😂

化ける可能性はあるのか

プラグイン無くても出来る事が増える事が必須です。標準機能を充実させるべきです。少数精鋭な企業なら良いですが、これ大企業になると非常にコスパが悪すぎます。検索性も見直すべきです。
リレーショナルデータベースではないと言い切っていますが、Cybozu社が同じく提供していた「デヂエ」というシステムを見れば、「デヂエ」の方が良かったな~と思う事も多いです。リレーションは一応組めますし。リレーション機能は必要なのではないか?と思います。参照テーブルっぽい機能はありますけど、なんか違う・・。
テーブルの設定の手間はKintoneの方がかからない印象です。

とはいえ、頼ってしまう

タイトルでは一言二言と書いておきながら散々書いてますね。ごめんなさい、Cybozuさん。
やはり、几帳面な日本人はザックリな仕様だったり「出来ない」という言葉が非常に嫌がられます。
クライアントにはなるべく「出来ない」という言葉は使いたくないです。自分に技術が無い時は言います。笑
何かすんごい勿体ないサービスだなーと思い、書いてしまいました。

SmartDBとかJustDBとか、類似サービスもありますし、それぞれ特性や料金体系も異なりますから一概に言えませんけど。
拘り出したら、Laravel + DBで作る方がラクです😂

以上、Cybozuへの応援メッセージでした。(どこがだっ!!)
ホント、良いサービスにして下さいね。

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