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コロナに負けるな!キャンペーンの危うさ、4月1日のメモより思考を深める

4月7日に僕の住む兵庫県に緊急事態宣言が発令され、さらに延長しそうな今日この頃。

iPhoneのメモを整理してたら4日1日のメモが出てきたのでnoteに残しとく。

5月末が分岐点になると思考を整理したメモだが、今考え直しても、やはりほとんどの個人事業主に5月末が分岐点になると思う。

コロナ禍に自分が何を考えていたかを残す為にもメモをnoteに残すことにした。

==ここからメモ↓

4月1日

緊急時だからではなく、平常時から最悪の事態に備えて行動することだと思う。企業の内部留保は悲観的シナリオに備えた蓄えだ。

個人事業主も同じで、毎月の利益から3ヶ月〜半年は耐えれる蓄えに回しておく必要がある。なので、国内経済がやばくなり始めた2月末から数えて3ヶ月後、5月中に着金するスピード感で国は支援策を決断してほしいし、経営者も早い決断が求められる。そうしないと路頭に迷う人が増える。僕は運命の分かれ目は5月30日だと勝手ながら思ってる。

個人事業主で三年以上経営してるけど、蓄え(個人資産も合わせて)は1ヶ月分...という方は、これから先、相当厳しいはず。なんとか生活出来ているならまだしも、毎月貯蓄が減っているような方は廃業も検討しないとなと思う(不謹慎ですみません)

とはいえ、
決断、行動するのは本人である。僕らは情報や知見を提供することで、行動の後押しをする。それくらいしか出来ない。歯痒い。

コロナのせいにする方々の気持ちも解らなくもないが、この期に及んでも、人や環境のせいにしている方に明るい未来はないと思う。自分の外に原因を探す暇があるなら「だから自分はどうするか」を考える時間にする方がよっぽどいい。情報を集めて→考え→決断し→行動。現状を打破する唯一の方法は行動しかない。

==メモはここまで

今、僕の周りでも様々な行動が起こっているのはとても頼もしく感じる。

一方
コロナに負けない!というキャンペーン的活動に少しばかり違和感を感じている。

なぜなら
今を乗り切れば、前と変わらない世界が戻ってくると言う発想になってしまう可能性があるからだ。

確かに
今を乗り切れば、なんとか生き延び事はできる。給付金を受け、新たに借入し、宅配やテイクアウトなど新たな業態でなんとか売上をあげる。でも、それだけでいいのだろうか?

給付金はともかく、新たな借金は「利益の前借り」だということを思い出さなければならない。

利益を出すには、売上を上げるか、コストを落とすかしか方法はない。新たな業態で売上を上げる努力をしても、以前のような売上には戻らない。そう考えるとコスト削減や効率化による生産性アップの施策を考える必要がある。その為には投資も必要かもしれない。

新たの借入を当面をしのぐ資金と考えるか?これからの世界を生き抜く新たな投資資金に回し変革と成長のエンジンにするか?考え方はその人次第だが...

この際だから、小規模事業者持続化補助金や、ものづくり補助金、IT導入補助金を活用して、この先の世界の波に乗る準備が必要だと思うのだ。

補助金に頼るという意味ではない。

新たな借入と補助金を入れて、事業計画(キャッシュフロー経営計画)を練り直し変化しよう。変化する為に補助金を活用しようと言いたいのだ。

コロナに負けない!キャンペーンだと、ここまでの思考に至らない危うさを感じているのは僕だけだろうか?

#持続化給付金
#持続化補助金
#個人事業主

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