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どこかにあるはず、やりたいことは。

「何をしたいかわからない」ということがある。仕事では、特にキャリアを考えるときに。

この先何をしたいのか、どんなキャリアを描いていきたいのか。最近、コーチングを通して自己分析が進んできたので、したいこと探しのヒントをまとめてみる。

1. どんなふうになりたいか、を考えてみる。

憧れている人を思い浮かべよう。会社の先輩でも、友人でも、もちろん著名人やインフルエンサーでもいい。3人くらい思い浮かんだところで、その人たちの共通点を探してみる。どこに憧れるんだろう、どこが素敵なんだろう。

共通点が見つかったら、そうなるためにはどうすればいいのか考えてみる。そのどうすればいいか、は、何をしたいか、につながるかもしれない。

例えば僕の場合、岸田奈美さん、「北欧、暮らしの道具店」の佐藤店長、それから週末北欧部のchikaさんが思い浮かんだ。みなさん、自身の体験や、自分の好きなものやことを、自分の言葉で発信していて、それが格好いいな、素敵だなと思う。「自分の言葉で何かを発信する」ところに憧れを感じるのであれば、「発信する」ことがしたいかどうかを考えてみる。

もしピンと来なかったらほかの共通点を探してみる。見つからなかったら、憧れている人を増やしてみるといい。思いもよらない共通点が、自分のやりたいなつながっているかもしれない。

2. タスクに感情をつけてみる。

やりたいことを考えるために、自分の得意や好きを考えるのも一つの方法だ。

といっても、仕事に対して好き嫌いや得意不得意を、きっぱりと判断することが難しい場合もあると思うので、おすすめはタスクに感情をつけてみることだ。ついつい先延ばしにしてしまう、やりはじめるのにパワーが必要なタスクはないか。反対に、楽しくてやりすぎてしまう、ほかよりも優先してしまうタスクはないか。

できればそのタスクをする前と後で感情をつけてみるのをおすすめしたい。自分の好き嫌いというのは、自分だからこそ思い込んでいることがある(少なくともぼくにはある)。前と後で比較すると、意外な好きや嫌い、得意や苦手を発見できるかもしれない。

それぞれが得意なこと、不得意なことがあっていい。それをうまく活かせる仕事ができたら、楽しく仕事ができるだろうと思う。

3. 今できることを、とりあえずやってみる

1、2でやりたいことの方向性やヒントを見つけることができたら、次は実際にやってみることが重要だ。やりたい!と思ったことが、本当にやりたいかはやってみないとわからない。予想以上に面白いかもしれないし、その逆の場合もあるからだ。

やってみよう、と言っても、例えばいきなりさぁ転職だ!というのは冒険すぎるよ、という方。まずは今できることをお試しすることから始めるという選択肢をおすすめする。今の仕事の中で出来ることはないか、自分で試してみれることはないか、考えてみよう。

たとえば、僕は発信することがしたいと思って、このnoteをはじめた。細々とブログもやっている。それから、「インタビューをして、記事にして発信する」ことをしたいと思って、会社でキャリアインタビューという社内向けの仕事を提案して、この4月から動きだした。

はじめの一歩は小さくてもいい。やってみてダメでもいい。それはたまたま自分に合わなかっただけだから、他に楽しくできることを探してみよう。色々やってみる中で、一つでもやりたいことが見つかればいいのだ。

新生活が始まって、一休みのゴールデンウィーク。5月からのパワーを蓄えつつ、やりたいこと探しを一緒にしてみよう。

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