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子どもが望んでいるのは「まなざし」再掲載キャンペーン⑨

子どもの望みにとことん付き合えるチャンスは
実はそんなに回数はない。

卵を割りたいだけ割ることに付き合えるのは
その子の人生100年のうちの
たった1回かもしれないのです。

その1回
「卵がもったいない」と断るのは
何がもったいないんだろう。

子育ての中には
そんな「今しかない望み」がある。
逃すともう
何十年生きていても叶えることができないかもしれないんです。

子どもが望んでも禁止しなければいけないこともたくさんある。
正しいことを教えなければならない場面もたくさんある。

けど
本当は叶えることができるのに叶えていないことがたくさんあるのでは。

そしてもう一つ
「声かけ」って大切だけど
子どもが望んでいるのは
調子いい声かけじゃなくて
自分のすることを良く見てくれている
「まなざし」ではないでしょうか。

立派な声かけができる親でなくていい。
子どものことを
待ってあげられる親でいることが
上手な声かけなんかより
何倍も価値がある。
(文中より)

2024.2.15
待ちよみ絵本講師
内田早苗

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