見出し画像

国公立大学のありがたさ

国公立大学には授業料免除制度があります。

うちの娘もお世話になっていますし、
知人のお子さんも国公立大学で
授業料半額免除だったと聞きました。

我が家はシングルマザーで
当時は市町村税非課税世帯です。
長女が高校生の頃から
国公立大学の授業料免除申請については
着目していました。
ホームページに詳細を載せている
大学の資料から、
我が家が当てはまるものかと
計算したりしました。
(令和6年現在規準は昔より緩和)

長女は国公立大学を志望していたのが
有難かったです。
一浪して予備校経由で国公立大学に行くのと、
滑り止めの私立大学に行くのとでは
どの位の費用負担になるのか計算しました。
私立大学4年間の授業料を負担するのと、
予備校の費用を負担してでも
国公立大学に進学して
授業料免除申請が通った場合では
明らかに後者が我が家のお財布に優しい
という結果になりました。
実際は別途奨学金
(進学先指定あり、ほとんど国公立大学)
の選考で選ばれて生活費の目処がたっており、
なおさら国公立大学で!となりました。

二女の大学については選択が難航しました。
国公立大学志望なのに
成績!がなかなか上がらず、
センター模試、マークシートが全く苦手。
行く大学あるの?って位悩みました。
高校にも相談してした所、
センター試験を課さない国公立大学の
推薦試験を受験できる事となりました。
遠くて一人暮らし、
本人も想像していない進路でしたが、
本人が一番勉強したい内容の大学
であったので決めました。
費用は長女の分が抑えられていたのと、
田舎で生活費用がそんなにかからないので、
生活費は日本学生支援機構の奨学金で対応。
授業料免除の申請もしてみよう。
高校では私立高校でしたが
奨学金を頂いていて貯金を潰していない。
かんぽ保険のお金で初期費用などが出せる。

そんな感じで机上計算が出来たので、
二人の娘を国公立大学に進学させております。

国公立大学の授業料免除は本当に有難い。

例えば私立大学に進学したら、
授業料で年に2回五~六十万円の振込が必要。
地元で進学なら、
定期券代が半年で七~八万は必要。
このまとまったお金の支払いは大変です。
月々の奨学金なら
貯めておいて支払する事になるので、
最初にある程度資金が無いと
資金繰りが苦しくなります。

シングルマザーの我が家では
収入は大体よその家庭の半分以下しか
得られていないので、まとまった支出は厳しい。教育ローンで借りたとしても返済が大変になる。今の仕事も契約という形なので
いつまで続けられるか?
体力的につらくてパートになったら
返済出来るのか?不安ばかりになる。

娘二人が国公立大学だったから
進学させることが出来たけれど、
二人共私立大学に進学したら
きっと学費を払えなかったと思います。

国公立大学の授業料免除の有難さに感謝して
フル活用させていただきます。

シングルマザーで子供の大学進学を考える方々にこの制度は知ってて欲しいし、
目指せるなら使ってほしいです。
私立大学で奨学金等を使っても
費用の調達はなかなか難しいと思います。
国公立大学進学は難しい事だけれど
推薦というチャンスもありますから
チャレンジしてほしいです。

案内は各国公立大学のホームページに
掲載されていると思います。

娘の大学は授業料免除申請の審査は
日本学生支援機構の審査が通る事が要件。
在学中に制度変更となった為
慌てて申請手続きをしました。

制度は大なり小なり毎年変更されるもの。
気になる方は新聞ニュースや
該当ホームページのチェックを
続けて下さいね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?