クラシックって意外と敷居高くないかもって話

最近はゆっくり腰を据えて音楽を聴く時間がないのでご無沙汰ですが、実家時代は通勤にかなり時間を費やしていたのでクラシックも聴いていました。もちろんApple Musicのサブスクで。

クラシックって仮に興味はあっても敷居が高いとか何から聴けばいいかわからんコンテンツの代表格じゃない?コンサートに聴きに行くのは確かに敷居が高いけどサブスクで聴く分には敷居もクソもないんでは。私はApple Musicのおかげであらゆるジャンルの音楽に敷居を感じなくなりました…。


とりあえずこれで敷居高い問題は解決。つぎ「何を聴けばいいかわからない問題」

サブスクで適当に聴いてるだけのド素人がこんな偉そうにnote書くのも、なんですけどこれの解決方法を会得したのでちょっと喋らせてください。


その1 知ってる名前からググる

誰しも小学校の音楽の教科書などで有名な作曲家の名前は何人かは言えると思います。分かりやすいのはバッハ、モーツァルト、ベートーヴェンとか。
クラシックって作曲家の名前だけは前提知識として大抵の人はあるからそれだけでもかなり強いと思います。むしろジャズとかの方が誰から聴いたらいいかわからない…ジャズ的な音楽は好きなんだけど聴く機会をなくしてる原因です。誰か有識者教えて。


↑の方法で自分の好みに刺さらなかった場合

この人たちが刺さらなかったからクラシックが苦手というのはちょっと焦りすぎで、何せ中世からルネサンス(この辺は古楽といい沼が深そう)から20世紀の西洋芸術音楽全般のことを指すから時代も国もバラッバラなんですわ。あとそれ以降の現代音楽もあるけど全くわからないので割愛。そこで比較的マッチングしやすい探し方を。


その2 好きな時代から探す

特に美術、建築、服飾などの文化史に明るい人におすすめ。好きな時代同士共通の美意識で作られているので外しにくいと思う(スーパー自論)

例えばロココが好きならモーツァルトとか。
因みに私はミュシャやラリックなどアール・ヌーヴォー勢や印象派など多種多様の派閥が生まれた19世紀後半〜20世紀初頭のアツい時代(ベルエポックって言えよ)が大好きなので、後期ロマン派ばっかり聴いてます。
ex サン=サーンス、ドヴォルザーク、チャイコフスキーらへん

なのでバロックとか古典派とかは誰もが知ってる有名曲しかわからないですすみません


(でもサン=サーンスは古典派のオタクだからルーツ遡る目的でちゃんと聴いてみるかも、いつか)
(後期ロマン派の民だからたまにモーツァルトとか聴くとすごいキャッチー!すごいすんなり入ってくる!ってびっくりする時がある)

作曲家 年表 とかで検索したらどの時代の人かとかすぐわかるよ


その3 好きな国の作曲家でググる

これも手堅い。
音楽性にはモロに国柄は出ますからね(例外もあるけど)

ドイツ、オーストリア、フランス、ロシア、イタリア
定番はこの辺と思う


新世界で有名な(むしろ新世界ばかりが有名な)ドヴォルザークはチェコ出身ですが、弦楽四重奏とかの室内楽系だとめっちゃボヘミアンな民族色濃いめの面白い曲があったりして重厚な交響曲が刺さらなくてもこのあたりがクリティカルヒットすることとか割とザラにあります。


あとガブリエル・フォーレ。いかにもおフランスなオシャレ音楽です。よく聴きます。慢性的に疲れている現代日本人はみんな聴け(この記事の存在意義の否定)
ドビュッシーとかも同じ系統だと思う。


で!私の最推しクラシック作曲家はチャイコフスキー


ピョートル イリイチ チャイコフスキー
オタクは感情が昂るとすぐフルネームで言いがち


各社サブスクでアーティスト検索するとたぶん初めての誰々みたいなプレイリストが出てくると思うけど聴いたことある曲もそこそこあると思います。何せキャッチーなメロディー!流れるような美しいメロディ。


同じロシアでも少し時代の新しいストラヴィンスキーになるとちょっと前衛的なパンクな香りがします。それはそれでかっこいい。たぶん私はロシア音楽とフランス音楽が好きっぽい。


クラシックを意識的に聴き始めて思ったのがテレビで使われている曲がめちゃくちゃ多い。版権的に使いやすいのもあるんだろうけどやっぱり長年淘汰されて残ってきた名曲たちだから人の心に入ってくるんですよね(無理やりええ感じでまとめようとする)


敷居が高い理由に一曲が長すぎるというのもあるけど短い曲もあるので… 
動物の謝肉祭とか一曲一曲めちゃくちゃ短いからフルで聴いてもそんなに長くないし(そう言ってさりげなくサン=サーンスに誘導)そもそもあれ白鳥以外はパロディ小ネタ集らしいので本人的には抹消したかったらしいとか

あとちょうどこれからの時期的にくるみ割り人形とかもいいんじゃないでしょうか
バレエ音楽なのでタイトルと照らし合わせて聴くといい感じ(そう言ってさりげなくチャイコフスキーに誘導)


そう言えば敷居高いと思われがちコンテンツ繋がりで歌舞伎を嗜んでいたことも思い出したのでまたの機会につらつら書こうと思います(締め方が雑すぎる)

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