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夢を実現すると決めた日。

皆さんこんにちは。最近、本に熱中している高橋です。10月25日担当している授業に「日本一生徒が多い社会科講師」 伊藤賀一先生にご出演いただきました。せっかく来てくれるならと毎日1冊ご著書を読むところから始まりました。(さすがに36冊は無理でした(´;ω;`))そのなかから個人的に特におすすめの本はこちらです!よかったら読んでみてくださいね😊

「ニュースのなぜ?は日本史に学べ!日本人が知らない76の疑問」

様々な現代社会社会の様子を日本史の側面から考え、解説されています。また、賀一先生が歴史を学ばれた理由や生徒に向けた言葉も載っているので、とてもおすすめです。ぜひ手に取ってみてください。​

今日のNOTEは人生で一番苦手で大嫌いだった・・・高校時代に留年危機を2度迎えるほど絶望的な英語力だった高橋が「英語に向き合う!」と決めたあの日のことをお話しさせてください。

世界一周したい!と語る毎日

右も左もわからない小学校先生生活も3か月が経つと、仕事にも少し慣れ、気持ちにも余裕が生まれてきていた頃でした。誰も知り合いがいなかった北九州でも学生時代の友人のおかげで、誰もが輝ける世界を目指し、世界中にエンターテイメントを届けているLESWORLDという世界で一番優しいNPOに出会い、世界を旅した旅人から話をたくさん聞く日々を送っていました。今考えても日中は一生懸命働き、仕事が終わるとひたすらみんなで遊んだり、知らない世界の話を聞いたりするというとても充実した日々を送っていたと思います。

そんな彼らへのあこがれから僕はいつかこの目で世界を見てみたい!と思うようになっていました。ある時、勇気を出して、世界一周したい!と話してみるとそれを応援してくれて、具体的な旅の航路の決め方や世界の絶景について教えてくれたことが今も心に残っています。

一つ一つ夢が実現に近づいていきとても嬉しかったのですが、世界一周経験をしたいろいろな人に話を聞くとみんな口をそろえたようにいうことが僕の懸念点でした。それは世界一周するだけでは何の意味もないということです。本当に自分が何を人生でやりたいのか、もし世界一周するならばそれが自分にとって何の意味があることなのかしっかり考えずに旅に出るとただの自己満足で終わるよとみんな話していたのです。もちろん、その道も素晴らしいし、世界一周はかけがえいのない経験だからと応援してくれたのですが。僕はどうせ行くなら自己満足ではなく意味がある形にしたいと思い、50アイデアぐらい考えて、そして納得したアイデアがあります。それは・・

「世界の教育を知る世界一周旅」

前職でお世話になったTeach for japanはTeach for allという世界中で子どもたちにとって素晴らしい教育を届けるためにノウハウや知識を共有するグローバルネットワークの一員です。世界的にも有名なイギリスのTeach FirstやTeach for indea(インド)などもネットワークの一つなので世界中の仲間たちに会うために世界中を回り、最後アメリカで創始者であるウェンディ―コープ氏に自分なりに世界の教育を前に進める答えを出して伝えるプレゼンをする。これだったら僕にしかできないのではないか・・・。

妄想するたびにワクワクが止まりませんでした。その下見も兼ねてTeach for Malaysia(マレーシア)とTeach for Vietam(ベトナム)に直談判し、英語がほとんどできないにも関わらず熱意と工夫と周りの助けで視察を受け入れていただいたほどです。(2019年8月本当に渡航し、マレーシアで授業しました)

しかし、肝心の「英語」だけは全く勉強する気になりませんでした。本当にトラウマしかなく30分机に向かうことだけでもストレスで、決意しては挫折を繰り返し継続することができない日々を1年くらい過ごしました。

夢を叶えると決めた日

新卒2年目夏休み前のある日の飲み会が僕の人生を大きく変える日になります。

英語は一切勉強しない高橋でしたが夢を語ることは大好きで、どこに行っても将来やりたいことを話していました。その日も飲み会で将来のキャリアについて話していました。

「将来世界一周したい!」「ハーバード大学に行きたい!」

夢を語ることに酔っていた僕はその日もとても気持ちよく夢を話していました。ただこの日はいつもにもまして、めっちゃ笑われ正直かなりむかつきました。((笑))

「そんな事無理。」「また口だけでしょ」

いつものことだと思い流していた高橋ですが、そこまでいうか!というくらいたくさんご意見をいただいたので、とても腹が立ちましたし、正直もう二度とこの飲み会には参加しない、なんでここに来たのだろうと後悔ばかりの2時間でした。

しかし・・・飲み会の最後にある人が言ってくれた一言が僕の人生を大きく変えます。

「私たちがここまで笑ったのだから、叶えないと承知しないよ」

こんな風に言ってくれたんですね。驚きとともに本当にうれしかったです。同時にこんなにも恵まれている環境にいるにもかかわらず、何もできていない自分が恥ずかしいとまで思いました。

居ても立ってもいられず、飲み会が終わって帰り道で元同僚が留学支援の会社で働いていることを思い出し、すぐに電話しました。絶対に夢を叶えたいから力を貸してほしい、変わりたいと。今考えるとこの一言と一歩と・・・出会いが僕の人生を大きく変えてくれました。この覚悟はすぐに打ち砕かれることになるのですが、それはまた次回の話です。

夢を語ること、持つことはとても良いことです。それを話し仲間を集めることもとても素晴らしいことだと思います。

ただ・・・それを叶えるため毎日の努力と積み重ねを怠ればそれらは何の意味もないと心に染みた経験でした。夢を見ることとそれを形にすることは大きく異なる。だからこそ、語ることではなく実際に行動する大切さを教えてもらいました。たくさんの自戒を込めて。

今回はプロジェクトというよりもエピソードを多く書きました。次回から、またプロジェクト学習の型に合わせて、まとめるのでぜひ読んでください!今日も読んでいただいてありがとうございました。

次回「単語2400個を暗記せよ。センター試験90点が行った工夫!」。






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