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あなたのツイートやリプライに反応がもらえない理由【おじさんおばさん向け】

はじめに

SpoonのアクティブユーザーのほとんどはTwitterをやっているはずである。むしろスプナーと交流するための外部ツールという役割さえ担っているTwitterは、Spoonでまともに活動する為には欠かせないものと言って差し支えないだろう。

ところが、いくらツイートしても他の人のツイートにリプライを送っても“いいね”がもらえなかったり、コメントがつかないという何とも悲しい状況に陥っている人を見かけたことはないだろうか?そして、これは偏見かもしれないが、そういう人たちはある程度年齢を重ねており、もはや若者とはいえないような世代であることが多い気がしている。

Spoonは声のアプリである。容姿の影響はさほど受けずに他者と交流できるのが特長であるにも関わらず、なぜ相手にしてもらえないのだろうか?おじさんやおばさんにはもう誰も見向きしないのだろうか?これについては、僕はそうではないと思っている。なぜなら、歳を重ねてもTwitterで他者と楽しく交流できている人たちだっているからだ。

問題なのは、自分のツイートやリプライへの反応がないことを自分の年齢のせいにして、その内容を省みないで終わってしまうことだと思っている。そんなTwitterの使い方が下手くそなSpoonのおじさんやおばさん達に向けた助言とともに、もうすぐ四捨五入すると40歳となる自分に向けて、そんなおじさんにならないための備忘録として今回の記事を書き記そうと思う。

あなたのツイートに“いいね”がつかない理由

まずは、あなたのツイートに“いいね”がもらえないことについて、考えられる理由をいくつかピックアップしていこう。心当たりがないか考えてみてほしい。

そもそもツイートの内容が刺さっていない

Spoonの人たちとの交流のためのTwitterであるにも関わらず、スプナーという層が関心を持ちにくそうな話題をツイートしても、そりゃ反応は薄いよねっていう話である。「Spoonでは見せてない自分の一面を知ってもらいたいんだ!!」という気持ちはわからないでもないが、そもそもあなたはSpoonで見せてない一面とやらに他人から関心を持たれるほど人気者ではないということを自覚した方がよい。あなた自身が意外性に関心を持たれるほど他者から興味を持たれているのであれば、あなたはこの記事を読んでいないはずである。あなたのパーソナリティーに興味を持たれていないにも関わらず、意外性をアピールしようということがそもそもナンセンスなのだ。

よく知らない人に対して意外性も何もないのだ

主義や思想が強すぎて反応しづらい

政治的な信条や宗教的な内容、ヴィーガニズム、過剰な異性叩きやLGBTQの権利擁護など、こういった主義や思想を持つこと自体は大いに結構なのだが、あまりにもそればかりのツイートが多いと反応しづらいように思う。なぜなら、そういったツイートにひとたび反応を示すとタイムラインにそのツイートに反応したことが表示されるため、たとえそのつもりがなくても、その人の仲間や理解者であると他人から思われてしまうからだ。あなたの主義や思想を否定するつもりはないが、そういう主義や思想に共感が欲しいのであれば、“そういう界隈”で発信すればいいだけのことではなかろうか。ましてや多様な思想を持っているスプナー達に反応を強いる事こそが間違っているといえよう。

しつこく喧伝したところで距離を置かれるだけだ

嘘だと思われている(バレている)

見栄なのか背伸びしたいのか明らかに嘘だとわかる写真を載せてキラキラした日常を送っているような写真を毎日のようにアップするも、悲しいことに誰も信じていないパターンである。スプナーに限ったことではないが、ほとんどの人間は平凡で変わりばえのしない日常を送っているものである。そんな中で、まるでインフルエンサーにでもなったかの如く不自然な頻度で自分の生活を切り取った(ように見せかけている)写真をあげたところで残念ながらキャラに合ってないし、必死な人だとしか思われていない。しかも大抵そういうツイートは詰めが甘く簡単に見抜かれてしまい、つく必要のない嘘で自滅しているパターンが多い。まあ、なんというか、頑張れ(笑)

いや、だってどうみても嘘なんですもん…(笑)

他にも色々思い浮かぶことはあるのだが、極端に“いいね”やリプライが少ないツイートは、上の3つのどれかに当てはまっているパターンであることが多い。③は論外として(と言いつつ意外と多いが)、①と②については意識して改めるだけでもだいぶ違った結果になるのではないかと思う。

あなたのリプライが無視される理由

次に、あなたが意気揚々とリプライをしたにも関わらず、なぜか無視されてしまう(もしくは適当にあしらわれてしまう)理由について考えられるパターンを例示していこうと思う。

求められていない自分語りばかりしている

おそらくこのパターンが最も多いのではないだろうか?人間は歳を取るとつい自慢話や昔話をしたくなる傾向にあるものだ(元ケアマネとしての経験上、間違いありません)。相手のツイートは相手の話題であり相手が主体である。そこにあなたが求められてもいない自分語りをすることは、いわゆる話題泥棒に等しい行為と言われて仕方のないことなのだ。ツイート主はあなたの傾聴ボランティアではないことを肝に銘じて頂きたい。どうしてもやってしまうという方は、高田純次氏の名言をスマホの待ち受け画像にするといい。少しはマシになるだろう。

日本一のテキトー親父による偉大な名言

リプ欄をLINEかDMと勘違いしている

これまたよくありがちなパターンであるが、まるでLINEやDMでのやりとりかのようにリプライで会話のラリーを永遠に続けようとしてくる人だ。いや、むしろ直接LINEやDMができないからこそ、ここぞとばかりにリプ欄で長々と会話してやろうという執念すら感じてしまう。構ってもらえて嬉しくなっちゃう気持ちはわかるのだが、相手をうんざりさせてしまわないよう引き際を見極めることも一つのコミュニケーションスキルである。逆にこういうパターンに困らされている人におすすめの対策としては、画像で返信するという方法だ。どんな会話でも、画像1枚で流れをぶった斬って強制的に終了させることができる。そう、それこそまるでLINEのスタンプかのように。

「あ、このリプに構ったら長そうだな」と察した時

全ての話題に当事者であろうとしてくる

別の人とのやりとりなのに、わざわざ途中から会話に参加してくる人はいないだろうか?まさにこのパターンの典型だ。一度FFの関係になったが最後、自分の知らない話題で盛り上がることなんて許さないと言わんばかりに、ひたすら構い倒してくるのだ。いわゆる、ネガティブなツイートに対しての「大丈夫?話聞こか?」おじさんもこれに当てはまってくるだろう。そもそもツイートしている時点で半分は解決しているようなものである。相手から求められていない限り話なんて聴かなくていいのだし、仮にその人が誰かに話を聞いてもらいたいと思っていたとしても、それは間違いなくあなたではない。僕はこういう人たちの精神性を“無駄な当事者意識”と呼称している。心当たりのある人は今すぐその無駄な当事者意識を捨てて頂きたい。

途中からリプに参加してくる人への率直な感想

内容がくだらなすぎて構うと怪我しそう

本人は面白いと思っているのだろうが、実際には滑り散らかしているリプライにはもう目も当てられない。共感性羞恥でこっちがどうにかなりそうなレベルである。迂闊に構ってしまうと事故に巻き込まれそうなので、こういう手合いには無視もしくは「草」の一言で終わらすのが最も安全なのだ。

そんな時はこの画像をリプしてあげよう

そもそも読解力が無さすぎる

ツイートの意味を理解していない、又は間違った理解をしているため、リプライで的外れなことを言っている人たちだ。とにかくリプライしたいという心理が先行するがために内容の精査などせず頓珍漢なことを言ってしまうのだろう。そればかりか、ツイートに書いてあることは読まないくせに、ツイートに書いてないことを(脳内で)読んだ気になって悪意なくリプライしてくるものだから手に負えない。こうなってくるともう手の施しようがない。

半年ROMれと言ってやりたいところである

「いいな」と思うツイートには、どうしても一言何か言いたくなる気持ちはわからなくもない。しかし、リプライを送るということは、相手に自分の存在を認識させ、それに対するリアクションをとる手間をかけさせていることを忘れてはならない。いわゆる“クソリプ”を送ってしまう前に、本当にそのリプライは必要なのかどうかを一度考えて頂きたい。「いいな」と思ったならば、“いいね”だけで留めておく方がクソリプを送ってしまったと後悔するよりも遥かに賢明な判断ではなかろうか?

まとめ

各項目に共通することとしては、ツイートを見た人やリプライされた人の気持ちを想像できていないということに尽きる。「自分のTwitterなんだから何を呟こうが誰にどう返信しようが勝手じゃないか!」と反論したくなるだろうが、そういう精神性だからあなたは誰にも構われないのだ。反応が欲しいのなら、読む人がつい反応したくなるようなツイートやリプライをするよう意識しないといけない。読む人を楽しませるというある種のサービス精神が必要なのだと思う。

それが出来ていないにも関わらず、「ツイートしても反応がない」だの「レスしても何も返ってこない」だの、挙げ句の果てには「Twitterとの距離を感じる」だの自分の孤独さを嘆いている卑屈でみっともないおじさんやおばさんに誰が構いたいと思うだろうか?

ここまで読んでいただいたSpoonのおじさん、おばさん各位には、「なんだ偉そうに」とか思われていることと思う。お気持ちはわかるが、かく言う僕も昭和生まれなのだ。冒頭で述べたように、この記事はあなたがたを反面教師に、自分がそういう痛いおじさんにならないための戒めとして書いていることを理解して頂きたい。

特に若い世代とのコミュニケーションは自分の発言で相手に気を使わせてしまっていないか常に気をつけないといけない。若い子とも仲良しだと思っているのは自分だけで、本当は相手の気遣いに甘えているだけの可能性があるのだ。それに気づかないでいるような滑稽でみじめなおじさんやおばさんになりたいのだろうか?僕は絶対になりたくない。

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