絶望的な日本の未来

なに不自由なく過ごせる豊かな国。私自身ずっとそう思って過ごして来ました。しかし勉強すればするほど絶望的な現状、未来を把握する事が出来ました。私がこれからスキルを身につけていかないといけないと思った理由を書きます。

1 定年雇用努力

国は企業に対し希望する人は70歳まで働けるように対応を求めた。その対応のための企業の選択肢として現行法を含め7項目がある。

①定年延長
②定年廃止
③契約社員などでの再雇用
④これらに加えて他企業への再就職支援
⑤フリーランスで働くための資金援助
⑥起業支援
⑦NPO活動への資金提供

起業は70歳まで定年を延長するだけでなく就職支援や起業の資金援助まで促さなければならない。
国ではもう老後の面倒は見れないので企業に任せるという意味があると考える。
企業に対しての押し付けでしかない。

2 老後2000万問題

「夫65歳以上、妻60歳以上の夫婦のみの無職の世帯では毎月の不足額の平均は約5万円であり、まだ20~30年の人生があるとすれば、不足額の総額は単純計算で1,300万円~2,000万円になる。この金額はあくまで平均の不足額から導きだしたものであり、不足額は各々の収入・支出の状況やライフスタイル等によって大きく異なる。」
※報告書より抜粋
という内容の発表である。

老後の資金の不足理由としては3つ考えられる
1 平均寿命の伸び
2 退職金の減少
3 年金支給の減少

このことから老後の資金は国や企業に頼らず自らが形成していかなければならない事がわかる。

3 TOYOTA 経団連会長の発言

TOYOTAと経団連会長という経済界のTOPが終身雇用は厳しいということを発表している。これはつまり企業で従業員の面倒は無理ということであり国の定年雇用努力と矛盾している。このことから大手に勤めれば安定という考えはもう古い事がわかる。

4 日系企業の変化

日系企業といえば年功序列で終身雇用がある。面倒見が良くて安定している。そんなイメージを持つ人が多いのではないか。しかしそんな日系企業も徐々に性格が変化している。実力主義の経営方針である。外資系の企業に見られるものであるが日系企業は外資系企業の方針に変化しており、実力主義のためスキルがないとクビになる。そんな変化が生まれている。

5 外国人材

今の日本は急速な高齢化により労働人口は減り日本の消費は減少している。高齢者には消費が少ないからである。また日本の市場は飽和しており多くの企業が海外志向になっている。ここで必要となってくるのはグローバル人材である。コンビニや工場では多くの外国人がみえるが今後は企業の中枢にまで多くの外国人が採用されると考える。つまり日本人の労働者の価値は減っていくであろう。高くて手間がかかる日本人より安くて優秀な外国人を雇うのは納得できる。

まとめ

国 定年雇用努力で企業に任せます
  年金払えません
  老後資金2000万円貯めてください

企業 定年雇用は無理です
   外国人財雇います
   スキルがない人はクビにします
   
つまり国や企業は決して面倒は見てくれない。現代を生きるには自らがスキルを身につけて資産を形成していく必要がある。
なのでまず私は地に足をつけて勉強に励みます。