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密度の経済性とは

「密度の経済性」

→人口密度の高い場所でビジネスを行う事により様々なコストを下げる事ができるという考え方


例① デリバリーサービス
狭い地域に沢山の人が住んでいると配達のコストを下げる事が出来ます。
逆に田舎でのデリバリーサービスは効率よく配達が出来ません。


例② 店舗経営の場合(美容院)
渋谷で経営している美容院が上手くいった場合、2店舗目も渋谷に出店します。
仮に大阪に2店舗を出した場合、広告費や採用費、手間のコストは倍かかります。
しかし密度の経済性を考慮して渋谷に2店舗を出店すればコストを大きく抑える事ができます。


例③ 広告効果
テレビCMで広告が流れたとします。1つの地域に1店舗しかなければ1店舗分の広告効果ですが、同じ地域に10店舗あれば、1つのCMで10店舗分の広告効果が得られます。


例③ 物流コスト
1台のトラック、1つの物流センターからたくさんの店舗に配送された方が費用負担が減ります。
1台のトラックで5店舗しか配送できないより1台のトラックで10店舗配送出来た方が費用負担は少ないです。


例④ 認知度
同じ地域に何店舗もあった場合、地域住民はより多くそのお店を目にする事になり認知度が上がります。

このように密度の経済性のメリットは

1 広告費を抑えて尚且つ広告効果を高める事ができる

2 物流コストを抑える事ができる

3 認知度を高める事ができる

4 店舗間の移動のコストを抑えれるため管理がしやすくなる

といったメリットがあります。


この密度の経済性を上手く利用しているのがセブンイレブンですね。

セブンイレブンは効率性、安定性から高密度に何店舗も出店しています。認知度を上げて商品供給を効率よく行うためですね。

これらのように何か店舗を出店した場合、密度の経済性は多くの利点をもたらします。