移民局とのあれこれ

時間がかかっていた私のビザ問題。
ようやく進めることができそうです。

一昨日移民局から手紙が届きました。
私のような立場の外国人は、Integrationkurs(社会融合講座)の受講が必要とのこと。
最初は語学学習のようです。
対象の学校リストも一緒に送られてきました。

来独前から夫が問い合わせてくれていて、
なんとなくわかっていたことでしたが、
ついにこの時が来た!という心境です。


ただ。その手紙には、私の語学力不足を指摘する文章がこれでもかと書き連ねてあり…。
あなたの語学力じゃ〜…とか、自分のことも理解できていない…とか。
事あるごとに、コースに通うことは法律できまってる!とか。だらだらとした長文でした。


わかったから、要点だけまとめて簡潔にしてくれないかな…
一文ずつ翻訳しているうちにどんどん悲しくなる私。

きっとこれはテンプレートの文章なんだろうけど、担当さんに、
人のことを言う前にあなたはどうなのよ?と腹立ってしまいました。

電話はいつも繋がらず、メールの返信もせず、やっと繋がったと思うと毎回言うことが変わり。
ようやくアポイントメントが取れたと思ったら、1時間以上待たされ。
周りの人や後から来た人はどんどん用事を終えて帰っていくのに、私たちだけが放置の状態でした。
夫が他のスタッフに尋ねなければ、ずっと放置されていたことは想像に容易いです。
もちろん、謝罪は一言もありません。
こういう時、ドイツの人は基本的に謝らないです。

あなたこそビジネスマナーのクラスに行ったら?と怒りが沸々と湧いてきます。
夫も前日にその手紙を読んだとき、実は腹立っていたそうです(静かになったとは思ったけど、気付かなかった)。


すべて日本と比べてはいけない。
気にしていたら身がもたない。
わかっているけど、まだまだメンタルの訓練が足りない私です…。


この件で他の日本人の方のブログやSNSを拝見しました。
同じ境遇の方が見受けられる。

私は普段、他の人のドイツについてのブログやSNSは極力見ないようにしています。
なぜなら私は、「他人の意見を真に受ける・影響を受けやすい」から。
特にネガティブな意見はなおさらです。

この件を調べてみて、やっぱり少し後悔しました。
学校で辛い体験をした人、愚痴などを目にし、ネガティブな、固定観念にも似たイメージが、頭の中にできてしまったからです。

来独前にも、他の方のSNSでドイツ生活での辛いことやドイツ人への不満等を目にし、気分が落ち込んだことがありました。
実際にドイツに来てみて、まだそんなにひどい人に会ったことがない。
こちらが笑顔で接すると、笑顔を返してくれる人がほとんどです。

もちろん、誰がどのような発信をするかは自由ですし、何が良い・悪いはないと思っています。
特定の誰かを批判しているわけでもありません…!

私は真に受けやすいタイプなので、他の人の体験談はあまり見ずに。
先入観なく、自分の心が感じたことを素直に受け取りたい。
そんなことを考えた日でした。

読んでくださってありがとうございました。
皆さんが平穏な日を過ごされていますように ◡̈


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