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【第9回】空き家の利活用~その4『住む』

こんにちは。
『週末は家にジッとしていられない』症候群発症中の紀北町地域おこし協力隊、ガーシーこと東谷です。
昨日、紀北町に来てからの釣りでついに大物ゲットしました!
近日、マガジン『紀北タイムズ』にアップしますので、お楽しみに。

さて今回は空き家の利活用のうち、「住む」についてお話しますね。
「壊す」同様、住んだら家はあるけど家は空いてないやん!と思うかもしれません。ですが、空き家でなくなることは何より良いことだと思いませんか。

「空き家に住む」を考える

この選択は、微妙なところがあります。空き家になっている時点で「住む」という選択がないことになっているケースがほとんどだからです。

相続したとはいえ、自分には自分のライフスタイルとなる拠点がすでにあるので、すぐに引越して生活や仕事の環境を変えるというのは難しいですね。
なので、「住む」というケースは少ないと思いますが、「近い将来に引っ越す予定が立った!」「その空き家に住みたいという身内が現れた!」のように相続当時から状況が変わっている場合は「住む」という選択が出てきます。

あと、「貸す」でお話ししたように、将来住みたいという想ったタイミングで、賃貸で貸している賃借人が出ていくとは限りません。事前に〇年後!と計画していればよいのですが、計画を立てていない場合は、準備を万全に整えて「住む」という選択になる場合があります。

自分が住むとなれば当たり前のことになると思いますが、しっかりと修繕工事をして住みましょう。仮に大幅に修繕工事が必要な場合は、住む時期から工事期間と予算を考慮してしっかりとスケジューリングしましょう。
理想を言えば住む前にリフォームやリノベーションを検討される場合は、耐震化と断熱化を優先して考えてみていただきたいと思います。

その家が昭和56年5月以前に建てた家で木造住宅(在来軸組工法)ならば、「木造住宅の耐震化」としての補助金を活用することができるかもしれません。詳しくは、紀北町のHPをご確認くださいませ。
⇒紀北町役場の「木造住宅耐震化」のページはこちらからどうぞ。

ちなみに木造住宅耐震化についての補助金制度は国の施策です。紀北町以外の場所でも木造住宅耐震化の補助金を使えるところは多いです。

生活、仕事を含め生き方が多様化していく時代です。何か大きな分岐点かな!?と思ったら、勢いをつけて決断してみるのも、一度しかない人生と考えればアリかもしれないですね。そういう意味では、人生を変える決断がしやすい時代になったと言えるのかなぁと思うのは私だけでしょうか。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次回は、直接利活用とは関係ないかもしれませんが、番外編として片付けについての話しをさせていただきます。


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