【第19回】空き家の利活用~快適なお部屋とは?その4
紀北町のガーシーこと、地域おこし協力隊の東谷です。
(自己紹介インタビュー記事はこちらから)
夏の残暑と秋の気配が入り混じる季節になりましたね。
あれだけ暑かった夏なのになぜか寂しい気持ちと、まもなく訪れる秋に期待する気持ちと、気持ちも入り混じっている今日この頃です。
あと、私の紀北の暮らし(きほくらし)ですが、この夏はエアコン(冷房)なしで過ごすことができました。直径20センチくらいの小さい扇風機一つだったので、扇風機を新調しようと迷った時もありましたが…。
京都の夏とは違い、真夏でも朝と晩は意外と涼しいので虫対策さえすれば、窓を開けて寝ることが出来ました。クーラーなし生活、バンザーイ!!
余談はこれくらいにして、ようやく最後の④の清浄・清掃です。ここは目にみえるものなので、わかりやすいかもしれませんね。では、早速!
④清浄・清掃
カビやその胞子、ダニの死骸やフン、花粉やホコリなど(総称してハウスダストと言われています。)を取り除くことです。空気清浄機の設置や定期的に掃除機をかけるなどがこれに当たります。
ハウスダストも喘息やアレルギー性鼻炎の原因になります。長引く風邪と思っていた症状も清浄・清掃をすることで改善されることもあります。
そして注意すべきは、小さなお子様がいるご家族です。一日に摂取する空気量は重量に換算すると大人で約18kg、子供は大人の2倍と言われています。子供は寝て過ごす時期、よちよち歩きの時期、そして、大人より身長が低いことからハウスダストに触れる時間が大人より多くなります。(基本、空気より重たく下に溜まっていくので。)さらに、空気摂取量は大人の2倍。なので、こまめな清浄・清掃が必要です。
ハウスダストはなくなることはないので、上手に付き合っていくことが大切です。掃除するだけではなく、日々の生活できることもあります。
例えば、リビングで洗濯物をたたまないなどを徹底することでホコリや花粉などがリビングで拡散することを防ぐことができます。
冬場など上着を着て外出する場合は、車の排気ガスなど外でついたものは、部屋に持ち込まず玄関に収納する。最近、土間収納やシューズクロークなどが流行っているのもうなづけます。
また、カビの場合は湿気を好むので、湿度をコントロールし、空気を動かす(風を通す、換気するなど)こと、淀まないようにすることが大切です。
ざっくりと4つのテーマに沿って、お部屋の空気についてお話ししました。
いかがでしたか?
①から④までどれか欠けてもダメで、それぞれが関連した項目になっていることに気づくと思います。
日常生活で普段、何気に暮らしているお家。その空気を今一度、意識してみてはいかがでしょうか。そして、改善できそうなことは即、実行してみてくださいね。
意外と思われるかもしれませんが、この空気一つで病院へ行く回数が減るなんてこともあり得るんです。ある国では、内科に行くと先生はまず、「あなたはどんな家に住んでいますか?」と聞くそうです。
「病気になったら病院へ行く。」のではなく、「普段から病気にならないように心掛ける。」という予防医学的な発想でも、お部屋の空気をきれいに保つことはとても大切と私は考えています。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次回は、紀北町の空き家バンクの現状についての話をしたいと思います。
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