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スタートアップ企業⇄大企業の循環が日本を変える①

先日、知人の開く新しいBarの構想会議にて面白い発想をする人がいるなぁ〜と 思っていた。今回#週1noteの発案者であるヒロミ君。

本当に色んなことが有った1年だったので、整理して発信するためにも良い機会だな…と思い、参加を即決した。

「大企業⇄スタートアップ企業」の循環が日本を変える


大げさなお題かもしれないが、自分の原体験からそんなことを思うに至った。


最初に少し暗い話をする。


私は社会人になってから、知人で自ら命を絶った人が何人かいる。きっと本人にしか分からない理由はあるのだろうが、大きな原因の1つは「仕事」だったと思う。

自分の能力以上の仕事の連続でキャパオーバー、ミスが目立つ様になる、上司から怒られ自信を無くして追い詰められていく、そして怒られたく無いから本当の事が言えなくなってしまう。

もう逃げ場がない、自分にはこの世界しかないのに…という圧倒的な絶望が心を覆い、冷静な判断が出来なくなったのかもしれない。

健康を損ねてしまう人、精神的に疲れ果ててしまう人も何人も見てきた。

何でこんなに優秀な人が、こんなに一生懸命頑張っているのに、報われないのか。閉塞感を抱えて生きていく必要があるのか。仕事は辛く大変なものなのだろうか。


組織から変えなければ、もう疲弊する一方ではないか。


短い間に何度もダークサイドを垣間見たことで、個人として意識的に外の世界・新しいことに目を向けながら働くことを心掛ける様になったが、どうすればこの疲弊するスパイラルを打破する事が出来るか?という問いには応えられずにいた。


そんな矢先、「スタートアップ企業へ出向」という辞令を貰った。


新しいもの好きが講じて、たまたまチャンスを頂いた。初めての東京。レガシーな業界から、真逆とも言える環境への異動。最初MacBookの使用に一苦労、slack、スプレッドシートって何?とツールも分からなければ、コンバージョン率、リード獲得やら、使っている言葉も分からなかった。

分からないことに囲まれつつ、夢中で走り抜けた経験は、私の中で一生忘れられない貴重なひとときとなった。


自分が生きている間に、どれだけ世界を変えられるだろう?


そんなことを日夜考え続けている起業家。

自分の”得意”な領域にエッジを効かせ、夢中で事業を考えワクワクしている姿、資金ショート目前、ぶっ倒れそうになっている姿。

ジェットコースターの様な毎日を過ごしながら、それでも逞しく進んでいく背中を見て清々しいと思った。


それと同時に改めてサラリーマンの世界を思い出して、そもそも自分のやりたいことがある人は、少ないのではないかとも危機感を抱くに至った。

直感的にこれ面白そう!やってみたい!という感覚も、年を経るごとにやらなければいけないことに支配されていく内に分からなくなっていく。

自分のテリトリー内の人とのコミュニティが中心になり、何かを変えようというエネルギーは生まれにくくなっていく。

忙しい中で、物事を上手く回し、上手くかわすことを中心にしている内に次第に好奇心の感性が鈍り、哀愁漂うオーラを纏っていく。


大企業で働く頭脳明晰な人がそんな風になっていくことは、余りにも勿体ない。


私は運よくスタートアップ企業で働く機会や、このnoteに参加する様な感性豊かな方に出会えた。さぁ、ただでは終わらせる訳にはいかない。


これからレガシーな大企業とスタートアップ企業との連携・循環は、日本の閉塞感・停滞感を打破する大きなうねりになるのではとワクワクしている。


さて…今日はこの辺にしておこうかな。続きはまた来週☆



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