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楽に出来ます!お雛様の飾り方

こんにちは、ぱんだごろごろです。
一昨日、お雛様を飾りました。

雛飾りのストレス

毎年思うことですが、女の子のいらっしゃるご家庭では、お雛様を出す、ということに、多大なストレスを感じていらっしゃるのではないでしょうか。
なぜそう思うか、と言うと、かく言うぱんだも、同じストレスを抱えていたからです。

細かい道具類に、壊れやすい細工物、箱の数々、しかも出したら、そっくりまた、しまわねばなりません
それも、三月三日が過ぎたらすぐにでも。
なぜなら、いつまでもお雛様を飾ったままにしておくと、女の子が縁遠くなる、という言い伝えがあるからです。

これが単なる都市伝説なら、どんなにいいだろう、とお思いになる親御さんは、山ほどいらっしゃるでしょう。
だって、せっかくあんなに労力をかけて出したのに、半月かせいぜいひと月で、またしまわなければならないなんて。
でも、実際に夏になるまで出しておいて、都市伝説かどうか、実証実験をしてみよう、なんていう蛮勇のある親御さんは、まずいらっしゃいません。

いたずらばかりする娘の利発そうな顔をつくづくとうち見て、この子がいつまでも嫁に行かずに家にいたら、さぞかし毎日うるさいだろう、いや、この子の将来の幸せを考えたら、この家を出て、嫁に行ってもらわねば、と、お考えになるからです。
そして、この、うっかり買ってしまった(もしくは、妻の両親が買ってくれた)雛人形一式も、ぜひとも娘と一緒に持って行ってもらわねば、と。

さて、前置きが長くなりました。

楽にお雛様を飾る方法

その一・・・毎年飾る日を決める
その二・・・毎年飾る場所を決める
その三・・・出すものは極力減らす

ズバリ、この三つです。
前提として、お雛様をしまっておく場所も定位置にして下さい。
押し入れの天袋にしまっていらっしゃるご家庭が多いかと思いますが、椅子に乗って、手を伸ばせば、すぐ届く位置が理想的です。

一度しまう場所を決めたら、毎年同じ場所にしまいましょう。
ちなみに、我が家では、二階の階段を上った突き当たりにある、物入れの一番上の段に入れてあります。

その一にある、毎年飾る日を決める、というのは、飾るのを単なる習慣にしてしまうためです。
毎年やっていることだから、今年もやるか、という習慣が出来てしまうと、面倒だと思う前に、身体が動きます。

私はここ数年、ずっと、バレンタインデーの前後に、お雛様を出すことにしています。
目安になる日を決めてしまうと、あとは、お天気が良い日を選ぶだけですから、さあ、決行!という気分になれます

その二の、飾る場所を決めるのも、少しでも面倒を減らすため雛飾りを習慣化するためです。
どこに置こうかしら、これを片付けて、空いた隙間にこれを移動させて、その上に・・・なんて考えていては、時間の無駄です。
バレンタインデーから雛祭りまでの間は、○○の上に雛人形を飾る、と決めてしまい、家族にも宣言すればいいのです。

その三は、ある意味、一番即効性のある方法です。
出す物が少なければ、しまう物も少なくて済みます。
今や、我が家のお雛様の後ろには、金の屏風はありません。
飾り台もありません。
いきなり畳の御座(おまし)所に座って頂いています。

これらは、実はスペースの関係上、仕方なく省いていったものですが、そうすると、しまう 時の労力が格段に減ることに気が付きました。

もともと私の雛人形は、立ち雛で、お人形のみが基本、台と屏風が付いているだけでした。
子供の頃は、そのシンプルさがつまらなくて、娘には、華やかな座り雛の親王飾りにしたのですが、その分、お道具も多くなります。
多く出せば、多くしまわねばなりません。
省ける物は、省いてしまいましょう。

今は、玄関の靴箱の上のスペースを使って、左側に娘の雛人形、右側に私の雛人形を飾っています。


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まとめます。

思い返せば、娘が生まれてから、お雛様を飾る場所も、年々変化して行きました。
初めは、台も屏風もぼんぼりも桜も橘もすべて飾れるように、和室に並べていました(そのせいで、幼い娘が、衣裳や扇の紐を口に入れてしまい、扇は買い直すはめになりました)。

次には、当時使っていたTV台の上に置いてみたり、アップライトピアノの上に並べたこともありました。
今は、玄関の靴箱の上が、お雛様の定位置になっています。

飾る場所を決め、飾る日を決め、大きな台や屏風は出さないようにすれば、雛飾りの労力はぐっと減ります。

皆様が、今年の雛祭りを楽しく過ごせますように。

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