親からお金をもらうと贈与税はかかるのか?家族間の金銭の授受について

誰にでもある事ですが急にお金が必要になったとき、金融機関ではなく親にお金を借りたり、友達に貸してもらうといった方法で乗り切る人は多くいます。

銀行や消費者金融でお金を借りるのは、申し込みが面倒で金利も余分に払わなくてはいけないので、周りに頼るのは有効な方法です。

しかし個人間でのやり取りだとしても、お金を受け取っていると税金がかかるって事を知っていましたか?

これは「贈与税」と呼ばれ、110万円以上のお金を受け取ると発生します。

贈与税は個人から受け取ったお金(資金)などの財産に対してかかりますが、親からお金を受け取る場合は一部除外されるケースもあります。

・親子などの扶養義務者から生活費や教育費など通常必要とされるもの

例えば親から毎月仕送り10万円を送ってもらうと、年間120万円となり課税対象の金額を超えますが、生活に必要なお金なので贈与税は発生しません。

しかし、親が加入していた生命保険などの解約返戻金や満期保険金を受け取る場合などは、贈与税の対象になります。

お金を受け取っただけで税金が発生するのを、知らなかった人は多いのでないでしょうか。

実際に親からお金を受け取った人の中でも、贈与税を知らない人は数多くいます。

Q.親からお金を受け取るときに贈与税を支払いましたか?
贈与税のことを詳しく知らない…77%
贈与税のことを知っているが支払わなかった…21%
贈与税を支払った…2%
(参照:http://xn--t8j0gd8443acmb6yvdv0h.com/parent/

知らずにお金を受け取って申告しないでいると、ペナルティーを受けることもあります。

いざというときに困らないよう、普段からお金の知識をつけておくことは重要です。

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