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「自死」という意思表明


和田秀樹著『適応障害の真実』という本を読んでいる。

柔らかな言葉の端々から著者の聡明さが滲み出ており、世の中にはこんな文が書ける人がいるんだよなとつくづく感心させられてしまう……ともかく本書の一節にやたら記憶に残る一言があった。適応障害の本筋じゃない部分を紹介してしまうけど。

日本という国は人が死なないことには社会の仕組みや人々の認識が変わらないところがあります。

和田秀樹著『適応障害の真実』」p.143-144


ん、いや、そう。
つまり、自死は強いメッセージ性を与えうる手段の1つじゃないかと。

あとXでも。

最悪なこと言うけどやっぱり“自死”が一番社会的メッセージ性が強いことがまた証明されてしまったと思う。
自死こそ人生最大の意思証明だよ、、、

かわいいブス子@_die_love

(「最悪」って表現は少し噛み砕いてみたいけど、今は保留)

多分きっとその通りなんだと思う。
自死こそ人生最大の意思表明だ。

自分でその後の結果をみられないデメリットはあるけど、生涯一度きりしか使えない、最強の切り札だ。


生と死で揺らいでいる自分だけど、まだこの切り札を出すわけにはいかないなと思った。


強いメッセージを残せる切り札を、自分の弱さと曖昧な思考の結果としては使いたくない。使うならば、それなりの思いとともに。



まだ死ぬわけにはいかない。
換言するなら、
死ぬためにまだ生きていないといけない。


ちょうど生きる理由がもう1つ見つかったところなので、もう少し、生きている現実の世界に注視して、過ごそうと思う。


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