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疒日記11 音楽が終わったら
何かが終わるときThe Doorsの「The End」が詩情たっぷりにつかわれたりするのがいやで、だったらまだ同じThe Doorsの「音楽がおわったらで」充分じゃんかと思ってたのだが、最近はその曲でも全然詩情も何も感じない。カラカラと響くただのアメリカン・ロックだ。ホテル・カリフォルニアもいい線いってなくはないけけまど、いまいいちだめだ。すっかり心身ともに乾ききっている。わさかここまで乾くとは思っていなかった。さては生命とは潤いだったのかもしれない。ある種の例外を覗いて、生命は潤いに満たされている。乾燥は生命の敵だ。
いま、とにかく乾ききっている。これが極限までいったとき死ぬかな、というイメージがある。医者である弟に聞いてみても、まあ、だいたい間違ってないと言うからそうなんだろう。鍼灸師である妹にはまだきいてないから聞いときたい。東洋医学的な見解がきっとありそうだ。ところで妹といえば、さいきんは妹は僕と有ったときによく泣く。もともとエモーショナルな性格だけど、輪をかけてエモい。それで、僕もつられて泣いてしまうのだった。
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