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【遊学】5月5日(プラハ)

◯ストラホフ修道院道中

本日の1番の目的はストラホフ修道院の図書館にお目にかかること。昨日結構がんばって街を歩き回ったので今日は比較的のんびりと歩いていく。

ストラホフ修道院はプラハ城を更に西へ少し行ったところにある。お昼少し前に宿を出たので、お昼ご飯をどうしようかと考えながらカレル橋から続く繁華街を歩いてみる。なんだかビビッと来るものがないなぁ、と思ってキョロキョロしていると外からも見れるスーパーのパンコーナーを発見。どんな味があるか見ていると、中でパンを取っているおばさまと目が合い、吸い込まれるようにスーパーの中へ。美味しいパンを3つとオレンジジュースを買いました。

今度はお昼ご飯をゆっくり食べられるような場所を探さなくては。昨日プラハ城を歩いていた際に、城壁に沿って気持ちよさそうな芝生があったのを思い出し、プラハ城へ向かう。この上り坂がまあキツいわけなのだが。

プラハ城へ向かう途中、「プラハで一番細い路地」なるものを発見。その細さたるや、どうやっても人がすれ違うことができない。そのため路地の出入り口には信号がついており、必要に応じて信号を押すことで事前に自分が路地を通ることを知らせることができる。なんとも面白い路地である。

プラハで一番細い路地

多少の回り道をしつつも、厳しいプラハ城への丘登りを終えて城内へ。昨日見た綺麗な芝はどうやら立ち入り禁止のよう。確かに踏まれた後などほとんどなく青々としている。とはいえ、ここまで来たのだから城の中でなんとかお昼を食べたい!普通の人はあまり長居しない城壁だが、人気のない端っこの方でプラハの街並みを眺めながらもりもりパンを頬張った。

◯ストラホフ修道院図書館

お腹が膨れると、もう既に登るべき丘を登っている事実とともに元気が沸々と湧いてきた。手嶌葵の「エスケープ」を歌いながらストラホフ修道院へ向かう。

ストラホフ修道院では図書館のチケットのほか、美術館のチケットも併せて販売していたが、既にいくつかの有名な美術館を回り、自分の美術に対する無教養に辟易していたので今回は見送ることに。いざ行かん、図書館へ。

ネットで見た時は結構な広さの部屋の壁面が本で埋め尽くされており、この本たちの中から日本に関する本とかを探すのはきっと宝探しにも似た楽しさがあるぞ!とワクワクしていた。しかし、いざ入ってみると図書館の部屋の内部には入れず、入り口から指を咥えて見ることしかできなかった。確かにすごかったのだが、ハードルを上げ過ぎてしまったようだ。

図書館その一
図書館そのニ

この図書館にこもって勉学に励んできた僕とは正反対の哲人たちに心よりの敬意を評しつつ修道院を後にした僕はプラハで1番の展望台を持つペトシーン公園を通って宿へ向かう。

展望台は東京タワーよろしく、インスパイアド・バイ・エッフェルなんだそう。確かに綺麗にプラハの街が見れそうだったが、展望台に行かずとも既に綺麗である。わざわざ登ることもなかろう。
僕はそのまま公園内をゆっくりと回りながら宿へ戻った。

公園の芝でゆっくりする人たち
僕も彼らにならって芝でくつろいだ

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