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気学で見る自民党総裁選

みなさんこんにちは。気学Style!西島です。

巨大な台風が日本を脅かしております。九州地方のみならず離れた府県への影響も大きそうで九州を中心に非常に心配に存じます。
これをご覧の皆様も、特に台風の影響が大きい地域の方におかれましてはできるだけ安全を確保してくださいませ。文字どおり、命あっての物種です。

皆様のご無事を心より御祈り申し上げております。

さて、前回はアメリカ大統領選について書いてみましたが、改めてなかなかにすっきりしない選挙だなと印象を受けます。

そんな中、来週は日本での自民党総裁選です。

潰瘍性大腸炎で急遽辞任されることになった安倍首相。
この病気はなったものしかわからない、大変に辛い病気とのことです。
再発の原因はストレスによるところが大きいそうですが、このコロナ禍をはじめとする一連の緊急事態をハンドリングする日本元首の座にあって、安倍首相のご心労も一方なかったことと存じます。

その政権にあって行われた政策の良し悪しの判断はのちの政権・歴史が判断するところになるかとは思いますが、それとはまた別に、爆弾を抱えて・あるいはその爆弾が半ば起動した状態でこの未曾有の事態へ向き合っておられたことは人として素直に頭が下がります。

安倍首相には今後はゆっくりと静養いただき、新しい人生の幕開けを楽しんでいただきたいところです。
それにしましても、一白の安倍首相、この秋から全く違った局面に向かって行かれる流れは今年の一白水星らしいと思います。

そして、総裁選。さて、誰が選ばれるのでしょうか。

私は今回の三人の候補者の面々を見て、思わずニヤリとしてしまいました。

全員七赤。

ここまで顕著ですともう笑ってしまうほかないようにも思うのですが、今回の候補者はなんと全員が七赤金星です。

七赤金星の年の七赤金星同士の選挙。
ちなみに9月14日も七赤金星が真ん中にいる日の盤面となっております。
まさに七赤金星ずくめですね。

まずは候補の面々の星を見てみましょう。

・岸田 文雄 氏

1957年7月29日生まれ。
本命:七赤金星 月命:三碧木星 同会:二黒土星 傾斜:九紫火星

・石破 茂 氏

1957年2月4日生まれ。
本命:七赤金星 月命:八白土星 同会:六白金星 傾斜:四緑木星

・菅 義偉 氏

1948年12月6日生まれ。(*暦上は11月生まれ)
本命:七赤金星 月命:八白土星 同会:六白金星 傾斜:四緑木星

皆揃って七赤金星、なおかつ石破氏と菅氏は星の並びまで同じという状況です。

2020年は七赤金星が真ん中にくる年であります。
つまり、今年のキーパーソンが七赤金星というわけなのですがよりのもよって日本の総裁選で候補に出てこられた皆様が全員七赤金星。

当座の任期は1年間とはいえ、
しかしこの七赤金星が中心にいる今年にあって、日本の中心に座ろうかという人間が必ず七赤金星になるとは…。

宇宙の営み斯くあるべし、とある種の感動を覚えるとともに、
「日本って意外と流れに乗っている国なのではないかしら」
とも感じます。

では誰が優勢なのか?

星という観点で見ますと、みなさんベースは七赤金星ですのでその部分における勢いは同等と言えます。
そういたしますと次に考えてみたいのが、傾斜の星です。

傾斜の星は、

・岸田氏:九紫火星
・石破氏 菅氏:四緑木星

となっております。

この星のセット…どこかでみたような組み合わせですね。
そう、トランプ大統領が九紫火星、バイデン候補が四緑木星でした。

偶然の一致なのだろうとは思います。
ですが、なぜか九紫火星と四緑木星の因縁がここにも影響しているようにも見えてしまいます。
まるでアメリカ大統領選挙の前哨戦ですね。
タイミングが違いますので同じ結果になるとは勿論言えないのですが。

ひとまず盤面を見てみましょう。

japan9月-07

総裁選のある9月、傾斜の星の勢いはやはり九紫火星に一番あるとわかります。

そして四緑木星は北東・八白土星の上。
大きな転換期・転機を迎えます。

九紫火星は「普通に」勢いが強いですから手放しで置いておくといたしましても、少し考えてみたいのが八白土星の上の四緑木星です。

八白土星は本来が「山」を表す星です。

一つの流れが山に出会って「止まる」ことを示し、同時にその山を乗り越えることで全く新しい景色に出会うことから「変革」とするわけですが、
この「変革」のあり方が一つのポイントです。

山は、自分で好きなところに作って乗り越えるものではありません。
旅をしている中で、街道を歩く中で「出会ってしまう」ものです。

つまり、八白による変革は自分の好む方向への変革ではなく、思いがけず出会い、「変えられてしまう」変革なのです。

総裁選において考えた場合、
「総理の椅子を…と望み総理になる」という形は八白の変革の形ではなく、「周りから押し上げられて気がついたら総理になっていた」という形こそが八白の流れにある変革の形と言えるわけです。

ですので、九紫火星の勢いと比べて八白の上にいる四緑木星のパワーは確かに劣っていますが、もし八白の流れのうちに総裁選に出ているようでしたら石破氏・菅氏にもチャンスはあると考えます。

姓名鑑定の視点から

九星の観点では、その場の流れは岸田氏に分があり、のこるお二方は総裁選に上がった状況次第という形ということになりそうです。

ここで、観点を変えて「名前」という視点からお三方を見てみたいと思います。

姓名は生命に通じ、その人の命の形ととても深いつながりがあるものです。
日本を背負おうとしているこの3氏がお名前的にどうなのでしょうか。

本来の姓名鑑定はそのお名前の持つ陰陽五行および形で見てまいります。世間で言われている「画数」ももちろん考慮しますが、他の要素に比べ重要度は低めです。100点満点のテストで言えば、配点10点の小問というところでしょうか。

そうした感じで総合的にお名前を見ていきます。
候補の三氏、

・岸田 文雄
・石破 茂
・菅 義偉

…と、お名前を並べてみた感じで行きますと正直に申し上げまして、恐縮ながらどのお名前も厳しいという意味合いで似たような感じです。
「どの方が総理を務められても、困るなぁ」というのが正直な感覚です。

ここまで名前が厳しいと「どのパターンがまだましか」という感じで見てゆくほかございません。

任期が1年で、就任しても当座は短期間であることなどの状況も踏まえて考えて行きますと、

あくまで強いて言えば、

ですが、菅義偉氏がお名前的には「まだ」なんとかなりそうかなというところと私は見ます。

総じて

全員が同じ星で行われる総裁選、9月の「時の勢い」としては岸田文雄氏にやや分がありそうです。

ですが、本人の意図しない流れの中で候補に祭り上げられているような感じですと残り二氏も流れに乗っていると言えます。

最近は台風に目が行きこちら側のニュースに触れられていませんが、菅義偉氏はなんとなくそんな感じで候補に出ているような感じがしますがそうでもないでしょうか。

そして名前に関してみた場合は、僅差ですが菅義偉氏にポイントがあがります。

そうしてみました場合、ひとまず現段階では
「今年の選挙は荒れる」という状況がある中で、
最終的に菅義偉氏と岸田文雄氏でもつれ込んで菅義偉氏…であろうかと予想してみます。

果たしてどんな結果になるでしょうか。

今回の予想はひとまずここまで。
もし何か当日までに気づきがございましたら追記してみようと思います。


次回の投稿は9月12日です。


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