梅田サイファーばかり聴いているにわかの夏
こんにちは。
死ぬほど暑い日が続いたかと思えば、高原のような爽やかさを繰り出してくる今年の夏。
夏に色々なワザを見せつけられているような感覚が嫌いじゃない木賀ちお🐧です。
高原の爽やかさ多めだとなおよし。
そんな芸達者な夏には、気分を上げてくれる曲が必須ですね。
楽しい曲を聴くと、暑い中日傘をさして歩く足取りも軽くなるというものです。
今年の夏ダントツで聴き続けているのは、梅田サイファー。
私はにわかもにわか、オールナイトニッポン0でCreepy Nutsが日本語ラップ紹介をするコーナーで知るまでは、一度も聴いたことがありませんでした。
どんなものなんだろうとYouTubeで色々動画を観ていくと、好みの曲が沢山ありました。
曲はほとんどが、1曲の歌詞を複数のラッパーが代わる代わる繋いでいくスタイルです。
各々のテイストがてんこ盛り状態で、次から次へと繰り出されるので、今度はどんなのが来るんだろう?と楽しみながらずっと聴いていられます。
にわか勢にとっては、曲を集中して聴くために、お気に入りのラッパーを見つけることが意外と重要です。
なぜなら曲の展開が早いので、誰がどのバースを歌っているのか、所々でもわからないことには、全然入り込めないのです。
私のお気に入りはKOPERUさんとKBDさん。二人の声や世界観は、梅田サイファーの中で際立っていると感じます。
KOPERUさんは、ちょっと哀川翔に似た声質。高めで響きが良い鈴を思わせる華やかな声の持ち主です。曲の中でKOPERUさんのパートが始まると、音がそれまでよりも澄んで明るさを持つように聞こえます。
KBDさんは、少しさしすせその発音にクセがありますが、力強い中に弦楽器の太い弦のような、ざらついた響きのある声をしています。そして、何よりもちょっとコミカルな中に知性が垣間見えるリリックが特徴です。
二人のパートを手がかりとして、今は誰々のパートだな。というのが徐々に聞き分けられるようになってくると、聞き流すよりも断然曲の良さを感じられるのです。
1曲の中に沢山の発見がある梅田サイファーは、まだしばらく私の耳の友達で居続ける予感です。
ではまた近いうちに。