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チェリーボーイであることを飲み会でいじられている人への正しい対処法とは

今日は「ち」の日。
写真はチラシです。数年前のですが、バンドブーム世代にはたまらないイベントでした。

※毎日あいうえお順に記事と写真を投稿しています。写真は本文と関係ありません。

さて、今日のタイトル


チェリーボーイであることを飲み会でいじられている人への正しい対処法とは

についてです。これを書いている私は47歳、飲み会も同世代でのことだと思って読んでください。

そして、もし正解を期待して読み始めたなら、すぐさま読むのをやめるよう勧めます。ここから下の文章はきっと何の役にも立ちません。

忠告しましたよ?いいですね?では始めます。

私には、年に二回ぐらい一緒に遊ぶK君という男友達(元ヤンから更生したジェントルマン)がいます。

中学の同級生なので、はじめはミニ同窓会のように、中学時代の友達ばかりで集まっていたのですが、いつも同じメンバーだと、話が合わないと感じながらも、惰性で声をかけたりする事も出てきます。
それにだんだん飽きてきたのと、召集をかけて予定を合わせる段取りが面倒になったこともあり、ここ数年は、少し集まり方を変えています。

K君と私がそれぞれに普段よく遊んでいる友達を呼ぶようにしたのです。

日々、ルーティンをこなすだけの単調な生活を続けていると、プライベートで新しい人と知り合う機会がどんどん減っていき、同じ人とばかり会っているうちに、友達同士でもお互いに緊張感のない関係になってしまうような気がします。

その点で、毎回少しずつメンバーが変わるこのスタイルは、適度な緊張感があってなかなか面白く、そのような場を提供してくれるK君は貴重な友人です。

私たちの集まりが、そんなスタイルになってからのこと、K君が2人の友達を連れて来ました。
一人は以前にも一度会ったことのあるフレンドリーなM君、もう一人がはじめましてのT君です。

一方、私が連れていったのは中学時代の友人Eちゃん。にこやかで聞き上手、お笑い好きの女友達です。
K君とはもちろん知り合いですが、他の2人とは初対面です。

せっかくのプライベートな集まりなので、相手の肩書を探りあうような改まった自己紹介はせず、会話の中から、どういう人なのかを断片的に知っていきます。
話題がM君の孫(同世代で孫がいる人もいるのだから驚きです)のことになったので、初対面のT君にも孫はいるか尋ねたところ、横からM君が、

「孫どころか、Tは今まで結婚したことも、彼女がいたこともないチェリーボーイだから。」
といきなりぶちこんできました。

Eちゃんとほんの一瞬「来たな」という感じで目を合わせ、どう対処するかを判断しました。
男女両方が場にいるときに、下ネタになりそうな話題を振られたときの私たち2人の対処は次の二通りです。

一つは話題を根掘り葉掘りとことん深掘りし、下品に徹すること。
もう一つは、話題を変えてサクッとスルーすることです。

一つ目の対処法を使うときの私たちは、どんなに笑ってノリ良く話していても、下ネタを振ってきた相手の失礼な態度に腹を立てていることが多いです。
そのため、二度と会うこともなさそうな相手にどう思われようとも、全く気にしません。

下ネタを振ってきた相手が引くぐらいまで、振られた話を存分に掘り下げ、展開してから、最終的にバッサリ切り捨てることにしています。

二つ目の対処法は、今後まだ付き合いが続くであろう相手に使います。今回は他ならぬK君の友達なのでこちらで対処です。

下ネタを言う人が、どういうつもりでその話題を振ってくるのかは、私の知るところではありませんが、少なくとも私にとっては、複数人での会話にふさわしい話題ではないのです。

だからといって、面と向かってやめるように言うのは、場の雰囲気を壊す恐れがあり大人げないし、波風立てず話題を変えるのが一番だと思うのです。

今回のチェリーボーイネタも、相手が私でなければ、M君にとっては、場を盛り上げる格好の話題だったのかも知れません。

序盤で繰り出してきたことからしても、笑いを取るための持ちネタにしている可能性大です。T君の反応を見ると、怒っているようでも、笑っているようでもなく、やれやれといつものことか。とでも言うような表情です。

しかし、自分のことをさらす下ネタならまだしも、友達のプライバシーを初対面の人の前で暴くような笑いの取り方は私だけでなく、お笑い好きのEちゃんにとっても何の面白味もないのです。

そこで、私は「へぇ、そうなんだ。それはDJ松永みたいだね!」と言い放ちました。
そこはアラフィフの集まり。私以外誰一人DJ松永さんを知らなかったため、「だれそれ?」と微妙な空気になったものの、見事話題を変えることにだけは成功したのでした。

松永さん、その節はお名前を勝手に拝借した上に微妙な空気を作ってしまい申し訳ありません。誰のメンツも潰すことなく話の流れが変わって大変助かりました。

それではまた明日。

いただいたサポートを何に使ったか詳細なレポートします。