出生前診断の話

1年前の今頃から不妊治療を開始し。
2回目の胚盤胞移植で なんとか妊娠。
治療開始10ヶ月後40歳の妊婦になった。
41歳の自分の誕生日の数日前には母になれそうな予感。

良かった〜って思うとともに。
立ちはだかる高齢出産の4文字。

妊娠前はやっぱ検査代高くても出生前診断うけておくべきだよね!下ろす下ろさないではなく、事前準備のために!
って思ってた。
ダンナは出生前診断受けて、何か異常があれば産むのやめようって言ってて。

私はずっと気になってた。
何かあって影響があるのは私だし。
堕胎させられてダメージがあるのも私。
不妊治療でさえもう結構ダメージきてるのに、もうこれ以上辛い思いはしたくない。

いざ妊娠し、悪阻を経験して、最近ではお腹がなんだかポコポコすることがあって。
お?これは胎動ってヤツか?✨

私のお腹の中には確かに赤ちゃんが居て。

今からなにか赤ちゃんに病気があったとして……いや……これ……下ろせるか?
って思うようになる。
ダンナもすれ違う時に私のお腹をサワサワ触っていく事が増えた。
ダンナの心の中でも何か変わったんだろうか?

もう検査うけるなら受けないとイザって時に下ろせなくなるので数週間以内にうけるなら受けないといけない。

ダンナにもう一度どうするか聞いてみる。
受けないなら受けないで良いよ。
って……内心良かった〜。
って思うのとともに、コレで良いのか🤔
と……。
どんな子でも産みたいと思うのとともに。
ダウン症候群の子でも育てられるだろうか……。
っていうそこはかとない不安が。
他に〇トリソミーみたいな異常があるけど、調べたら生まれても数週間しか生きられないみたいだった。
だから、この診断の1番の心配はダウン症のみ。
あとは産んでみないと自閉症やADHDやその他諸々は分からない。
なら……受けなくても良くないか?
と……そういう結論に至ったが、これで本当に良いのだろうか。
無事正常な子が生まれてもいがみ合う親子も居るし。

 産んで良かった!
って思えるようになるのはまだまだ先の話だろう。
今より幸せになりたくて、不妊治療を選んで。
運良く妊娠出来たのだから、子どもを持つ幸せはしっかりと噛み締めたいわ。






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