推しと会えた

気持ちがやっと落ち着いてきたので書きます。

2/1、初めて「推し」と呼ばれる方に会ってきました。
僕の推しは夏海さんという方なのですが、北海道出身の可愛い可愛い女の子なんです。
なんだかんだで2年ほどひっそりとファンをしていたのですが、その子がトークイベント(と言うべきなのかはよくわかりません)でkuboさんという方と一緒に大阪に行きます!というお知らせを年が明ける前に見ました。
これは行くしかないとチケットの先行予約が始まってすぐに予約、早々に入金を行いウキウキした気持ちで当日を待つだけとなった僕でした。整理番号は26番。

当日、2/1。
若干迷子になりかけながら辿り着いたLoft Plusone West。
僕は普段ライブハウスで音楽を聴きながら酒を飲むことしかしていなかったので、あまりにも前情報が無さすぎたため全てにおいてテンパっていました。
注文のシステム、チェキという文化、全てが新鮮でウキウキとビクビクが交錯しほぼパニック状態のまま、「最前空いてるよ〜」というおっちゃんに釣られ、ちゃっかり上手最前に座りました。
開演前にチェキ交換券やランダムチェキ等の物販の販売をしていたので、夏海さんとのツーショットチェキの交換券を購入。
この時点で既に僕のテンパり度合いは最高潮に達していて、挙動不審に辺りをキョロキョロしてはTwitterに視線を移すという不審者と見まごうムーブを繰り返していました。

いよいよスタート。
恐る恐るステージに登場する2人、既にお酒を飲んでるkuboさん、まさかの僕の真ん前に座る夏海さん。
可愛い。マジで可愛い。
テンパりすぎて横に座っていたkuboさんファンの女性と「可愛い!」と「すばらしい...」しか言えていませんでした。

イベントは前半と後半の2部構成で、前半は御二方のこれまでの歩みをお話するという部でした。
夏海さんのミスiD時代のお話と写真集のお話、kuboさんのミスSNSのお話や情報リサーチが薄すぎるサイトのお話等々。かなり濃い話やここだけの話もたくさん聞けました。

そして一度休憩を挟んで後半なのですが、この休憩から僕の様子が少しおかしくなります。

その理由が休憩で御二方が捌けていく前に、夏海さんと少しお話が出来たのですが、僕のことを知っていてくださったようで、「会いたかった〜!」と言われてしまいました。
割と大きくガッツポーズをしたのだけはしっかり覚えています。

休憩が終わり後半戦スタート。
後半はカラオケ大会。
夏海さんの「MajiでKoiする5秒前」kuboさんの「波乗りジョニー」など、お互いが歌を歌い合うすばらしい空間が広がっていました。
僕は気分的にライブハウスだったので、普通に楽しんでました。
客席の方に降り、ファンサをするkuboさんや「なつみーん!」の掛け声を完璧にこなす現場のオタクたち。
ワチャワチャを最高潮に迎えたままイベントは終了。

ここからチェキ会なるものが始まりました。
順番は「囲みチェキ」→「ツーショットチェキ」の順番。
僕は夏海さんのツーショットチェキ券しか買えなかったので、夏海さんと撮れるまで待つ。ソワソワはもちろん止まりません。

横に並んだ夏海さんは思った見てたよりも小さい!可愛い!そして近い!ツーショット近い!緊張する!かなり!
少しお話をしたあとすぐ後の人の番になったんですけど、実は前日に柄にもなくファンレターなるものを認めていたので、それを渡すために再び夏海さんに話しかけることになりました。

そこでかなりお話出来たのですが、手紙を書いてくれるのは嬉しいということや、自分(夏海さん自身)の絵を描いてくれるのはとても嬉しいという話や、僕の絵をひっそりと見てくれていたこと、僕が少し前に参加させていただいた展示会に足を運ぼうかと思っていたことなど、嘘か誠か。たった数分お話しただけだったんですけど、ビックリな情報が多すぎてパンクしかけました。

帰りには現地で仲良くなった人とご飯を食べて帰ったのですが、その帰り道で自分の未来への気持ちが大きく揺らいでいました。

正直な話、僕は芸大のデザイン学科に在籍して3年目。
自分の能力への限界や、周りとの比較に憔悴していてもう絵を描くことも辞めてしまおうかなと思っていたし、そうそうするように自分の中では舵を切っていてなんとかして絵を描くことを諦め、別の道へ進むように自分の気持ちに頑なに言い聞かせていたところがここ数ヶ月でずっとあったんですけど、僕が憧れていて大好きで仕方ない人からそんな話を直接お伺いしたものなので、めちゃくちゃ辞めたくなくなりました。
多分もう意地でも続けます。

誰かにとっては大袈裟な話なのかもしれないけど、彼女の言葉が僕の気持ちが大きく変わったことに間違いはなく、未来が少しだけ騒がしい方に向かっているのかもしれません。
どうなるかは誰にもわかりませんが。

最低でももう一回、展示したいと思っています。
大阪でも東京でも。
その時は在廊もします。必ず。
だからその時は是非、見に来てください。
そのために、もうちょっとだけ頑張ってみます。色々と。

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