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『すごいスマホ』、『ブルーロック』、漫画とアニメについて

■『すごいスマホ』について

ジャンプに載ってた漫画。
けっこう前にちょろっとアプリで読んでて、普通に楽しんでた。
最近、ふと思い出して最後まで読み切ったのだが、衝撃の打ち切りで終わってた。
こんな感じの打ち切りを食らうような作品だと思ってなかったので、めちゃびっくり。

最終話の2~3話前くらいから、どうも演出が怪しくて。
冒頭から形作られる全体のストーリーの、その中腹というか、デスノートでいえば「さあ、いよいよライトとLが対面します!」みたいな、そこからが本番でしょ的な、序盤のキックオフ地点に向かっているはずなのに、まるで最終回みたいな演出がいくつかあって、「(おや…様子が…)」と思ってたら、バチクソに終わった。

さすがに頑張ったほうというか、この感じの漫画で、このタイミングの打ち切りにはそりゃまあ対応はできないと思う。
マジで、ライトとLがいざ対面したみたいな段階で、「すべてのカギを、デスノートが握ってるんだ…!」みたいな煽りがあって、終わった。
いわゆる俺たちの戦いはまだこれからだEND。

いやあ、びっくりした。
厳しい世界だよなぁ…。
このレベルの漫画というか、もっともっとつまらない漫画が、全然いろんなアプリで連載を継続している世界観に慣れ切っていたので、久々の衝撃。
こんなもん、その辺のアプリならトップ張ってるクオリティの作品だろ。

さすがジャンプ本紙だなというか、いやはや。
ジャンプ本紙は、「真の国民的な漫画を生み出す」ための異常空間で、「作品発表の場」ではないんだなぁと思った。
ある意味、ブルーロックの中の環境といえるよな。

■『ブルーロック』について

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毎日更新します。劇作家ならではのひねくれた目線で、正直に書きます。

ナイフみたいな文章を書きます。「毎日noteを書けるようになったら、月額マガジンをつくろう」と考えていた劇作家・福谷圭祐が、金をとらない限…

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