apex legends 野良ダイヤへの道

はじめまして。私はapexをプレイしており、シーズン5(ランクシーズン4)にて野良ダイヤに到達しました。ハードはPS4です。それがどうしたと言われるとそこまでなのですが、もしかするとダイヤ到達までの試行錯誤が誰かの役に立つ可能性もあると思い、自分の備忘録もかねて記録に残すことにしました。

はじめに

この記事は、FPSほぼ初心者の30代サラリーマンが書いています。経験や反射神経や時間がない中で知識と工夫でランクを上げてきました。それらは一朝一夕でできるものでもありません。そこがこのゲームの面白いところですよね。

さて、ここまで読んで続きを読んでもいいかなと思った方に本稿の中身について簡単に触れたいと思います。本稿では、基本的な操作方法やゲームシステム、キャラの能力、などについては触れません(戦略に関わる場面で一部ご紹介することはあるかもしれません)。また、エイムの仕方や練習方法などについても触れません。

では、何をご紹介するかと言うと、最終安置手前で理想的な状態となっているために、初動から終盤までどう移動し、その過程で何を考えて、何に意識を割いているか、と言うことについてです。ゴールド、プラチナ帯で私が停滞していた時はこれらの多くができていなかったことが大きな要因でした。本当に上手い方は、これらを意識せずとも高いレベルで実行に移せますが、ランクが上がらない時は意識してもうまくいかなかったり、一つできても他のことが疎かになってしまっていました。

そのため、この記事は読んでもすぐに効果が出るテクニックばかりを載せてはいません(そう言うものも出来る限りお伝えしたいですが)。一方、少し長い目で上手くなっていきたいなー。と思っている方にはよいのではないかと思います。実際、私はapexを今年の1月に始めて約6か月でダイヤ帯に到達しました。センスのある方ならもっと短時間でいけると思います。

0.本稿で目指す理想とする状況

個別の状況における意識は以下で説明しますがまずは、最終的に目指す理想的な状況をイメージしましょう。第4〜5ラウンドになりエリアも狭く、残り5〜6部帯残存の状況を想像してください。ここでの理想的な形は、味方が欠けていない事、それぞれが紫以上のアーマーを身につけ、得意武器をほぼフルカスタマイズで持ち、弾薬、回復も十分に持っており、簡単に崩されないポジションをキープしている事です。こうした状況を毎回作れるように立ち回れば、少なくともポイントがマイナスになる事は少なくなり、チャンスを掴めれば多くのランクポイント獲得につながります。こうした状況は運によるところもありますが、序盤からの動き方で変わる部分も大いにあります。ここでは、そうした状況につながる立ち回りを個別の状況ごとにご説明したいと思います。なお、この記事はランクシーズン4前半のスプリットをベースとしているため、マップはキングスキャニオンを想定していますが、マップ関係なく活用できる知識も多いのではないかと思います。後半戦も無事にダイヤに到達できたらまた更新するかもしれません。前置きが長くなりましたが、早速初動からご紹介していきたいと思います。

1.キャラ選択から着地まで

①キャラクターはどれを選ぶか

キャラ選択は非常に重要です。特に野良でランクを進める場合逃げスキルの有無はランクポイントの上下に直結します。もちろんゲームですので好きなキャラクターでプレイするのが一番でしょうが、ランクを上げる要素を少しでも増やすためにはレイスを選ぶべきでしょう。以下の紹介も一部レイスを念頭に置いた記載となっています。もし、レイスを取られたとしたら私の場合はコースティックを選択しています。今スプリット、キングスキャニオンでランクを稼ぐにあたり、レイスとコースティックがいないと非常に厳しい場面があるため出来るだけチームにこの2キャラがいるようにしましょう。もちろん今後のアップデートで状況は変化していくことをご了承下さい。

②味方のキャラ選択とランクを見る

自分が思い通りのキャラクターを選べた時は、他の方のチョイスに意識を向けることはないでしょう。ただし、味方の方が思い通りではないキャラ選択をした場合はアビリティやウルトの使用が適切に行われない場合もあります。そうした可能性があるのかどうかはキャラ選択の際に気にしておくべきでしょう。また、味方の方がどんなランクでどんなバッチを付けているのかを見ることも、チームの実力を測る上では重要です。

2.降下開始

降下時に意識するのは大きく①航路、②別パーティーの降下状況です。自分がジャンプマスターの時はもちろんですが急に振られることもあるので常に最善の降下地点をイメージしておきましょう。では、最善の降下地点とはどのような場所でしょうか。1つ目は、別パーティと被らないこと。2つ目は潤沢な物資が確保できること、3つ目はリング内へのアクセスが良いことです。1つ目の別パーティと被らないことは必須条件です。どんなに自分がうまくても、武器が拾えず、アーマーも拾えなくては勝てるはずもありません。ご存知の通りランクマッチは、ランクポイントを参加費として支払います。プラチナでは36ポイント支払うため即負けてしまうとこれを取り返すのには多大な労力を必要とします。仮に他の人がジャンプマスターで、被って降りようとしている時は、ピンを別の場所に刺して誘導してあげましょう。それでも突っ込んでいく場合は完全に被っている場所を避け、近場で物資を漁れるところに降り、間に合うようであれば加勢に向かいましょう。間に合わないと判断(こちらがダウン取れずに2ダウン取られているなど)した場合は逃げに徹することも場合によっては必要です。

2つ目の潤沢な物資が揃うことについては、運が絡む部分もありますが少なくとも名前のついたエリア(砲台やキャパシターなど)を1パーティで漁り切れればそこそこな物資は揃うでしょう。そのため、即降り組の飛び方を見ながら降りていない名前付きスポットがあれば後降りでもそこを目指す価値はあります。

3つ目のリング内へのアクセスですがこれはほとんど運次第であるものの、例えば端のエリアに降りたときに近くに別パーティが近くに降りていることがわかっている時はそのルートは使いづらくなります。そういう意味でマップ中央は、どこが円内になったとしても様々なルートを取れるため良い降下地点の候補の一つです(人気のスポットでもあるので注意は必要です)。これらを意識しながジャンプをすることで着地後の行動がスムーズに取れるようになると思います。

3.着地〜次の場所への移動

着地した際は、余裕があれば周りを見渡して別パーティの軌道が残っていないかや物音がしないかに気を配りましょう。被りがないと思っても常に5%くらいは急に敵が現れることを想定しておきましょう。その上で、着地から次の場所への移動までの間の意識の分配を説明すると①次のリング内までの距離とルート、②周囲の気になる物音、③味方の物資状況の把握の3点です。一つ目の次のリングへの移動についてですが、前項の降下時の意識と周囲の気になる物音から大凡自分たちの周囲にどれだけのパーティが降りているかがわかると思います。そこから円内への移動にあたって、どこが混雑しそうか、どこで戦闘が起きそうかをある程度予想することができます。例えば、マップ中央のマーケットに続く洞窟の入り口は激戦区になりやすい場所です。このように円内に到達するためのルートに激戦区がルートがあり、かつ降下時にリング外に多くのプレイヤーが降下していることがわかっている場合は早めにそのエリアを通過してしまうことが望ましいでしょう。2つ目に気にすべきは周囲から気になる物音がしないかを聞くことです。分かりやすいのは銃声ですね。これをよく聞くことで、まだそのエリアでまだ漁り続けて良いか判断をします。恐竜?の鳴き声で敵の位置を把握することができるエリアもあります(収容所、マーケット横など)。他にもサプライシップの接近やジップラインの音などは周囲の状況を伝えてくれる情報源です。1つ目で触れたルート選びにもこれらの情報の活用が不可欠です。3つ目に意識すべきは仲間の物資の状況です。特にアーマーは初動で青アーマー以上を獲得できているのが理想ですが、白アーマーを着ている仲間がいる間は特に慎重な立ち回りを意識しましょう。これらの状況を把握して、最初のエリアを漁り終えたら次のエリアに移動します。基本的には、不審な音がせず、降下時に降りていないところを選びつつ、危険地帯を最速で抜けられるルートを進みましょう。

4.次の目的地への移動

移動に際し、大事な事は自分がチームを先導する意識を持つ事です。自分より上手い人がチームにいると、その人について行きたくなりますが、先ほどの情報を味方の方が集めているかは分かりません。なんとなく円の中心方向に進んでいく先が主戦場となったり、お互い漁りを続けているうちに円内への移動が遅れるのはよくあるパターンです。野良だからこそ出来る限り率先してルートを考え、ピンを刺し味方を誘導して行きましょう。この際もレイスを使っていると、ポータルで行きたい方向にチームを誘導できるため移動の方向性が定めやすくなります。移動の際は、大きくいく方向性を示し、途中で漁るエリアがあれば個別にピンをさして、漁り始めたらまた目的地にピンを刺しておくとチームがばらけにくくなると思います。

5.円内のどこを目指すか

円内に時間内に到達できそうであれば、次にその中でどこを目指すかが重要になります。ここではマップ上の強いポジションの知識が必要になります。強いポジションの大きな要素は高さと遮蔽です。

①高さ:apexでは、高所を取れていることは戦闘において圧倒的な力となります。もちろん、見えている範囲内でどこが高いか低いかはわかると思いますが、マップを見てどの位置が高いか低いかも把握した方が良いです。例えば、ザ・ピットの北側に出たところにはバルーンやジップラインなどでないと登れない高台がありますが、最終安置近くに入っている際は非常に強いポジションとなります。高台は、強い反面、目立ちやすくジブラルタルやバンガロールのウルトを避ける手段がない場合は弱い部分もあるため注意が必要です。

②遮蔽:遮蔽物に囲まれていることも強いポジションとなる要素の1つです。家が代表的な例ではありますが、射線が切れるものは全て遮蔽となります。平野でも少しの段差や岩なども有効活用することが大切です。マーケット側面など隠れる場所がない直線での撃ち合いは自信がある方以外はお勧めできません。撃ち合いを始める際は二つ以上の選択肢を持ちながら行動することが重要です。上記のどちらか、または両方を満たしつつ円の中心に近い位置が存在する場合はそこにピンを刺しておきましょう。最終的にはそこに入れないとしても、味方とゴールイメージを共有することで、上位に残れる可能性が高くなります。また、途中で獲得すべき物資、漁れるポイントもある程度味方と共有出来ると思います。

6.第1〜2フェーズでの接敵

さて、序盤敵と被らない位置におり、そこそこの物資を漁り、周囲の敵の状況を把握しながら、いくつかのエリアで追加の物資を獲得し、強いポジションに向けて移動しているとしましょう。上記のような慎重な立ち回りを続けたとしていても、敵と遭遇することはあります。その際に意識すべき点は味方の物資や円と自分たちの位置です。大前提として、余程の自信がない限り序盤の戦闘は出来る限り避けるべきです、仮に勝利をおさめられたとしても部隊数が多い中では、漁夫られる可能性が高く、仮にキルポイントを1、アシストを1とれていてもプラチナでは9位でもまだマイナスです。つまり、リスクに対するリターンが少な過ぎるのです。こういう場面では、戦い始めたとしても長引きそうだったり、不利を感じた時にはすぐに引きましょう。特に味方に白ベストがいる際などは全力で逃げることを考えましょう。その上で戦っても良いと判断できるのは、味方のアーマーが揃っている、武器、弾薬が揃っている、漁夫られる心配が少ない、戦闘後に円内の有利な位置に入れる見込みが高い、などかなり厳しい条件をクリアできた場合のみです。この際もレイスの方が攻める、引くの判断をし、進むべき道を自ら示しましょう。引く判断をした際は出来る限り素早くポータルを引き、味方に次に行くべきポイントを示します。味方が逃げ遅れていそうであれば敵のアーマーを少し削るなどカバーも必要です。常に接敵する可能性を考えながら今ぶつかったらどこに移動するか、移動した先にも敵がいたらどこに避難するか、最終手段としてバルーンで飛ぶにはどう進むべきか。こうした選択を刻々と状況が変化する中で行いながら味方を理想的な状況に導くことが勝利への1つの道となります。

7.第3〜第5フェーズ、理想的状況に向けて

ここまでの慎重な立ち回りが功を奏し、理想的な状況に近づいてきたら後は、有利な位置から攻撃を仕掛けたり、戦いあっている敵の漁夫を仕掛けたりしながらキルポイントを稼いでいきましょう。漁夫りに行く際もポータルなどを活用して、有利な位置に戻れる手段を残しておきましょう。また、残存部隊がおおよそどこにいるかも把握しながら、最終円での有利ポジションや理想的な状況を目指して行きましょう。

8.おわりに

以上が、最終ラウンド付近までのざっくりとした動き方と意識すべき点の紹介になります。きれいにまとめると簡単そうですが、実際はこれらが突然発生するため、「移動していたら敵と遭遇した。味方のアーマー弱いけど戦い始めてしまった。リング内に入るには遠回りだけど、第一円だし迂回して入ろう。こっちにピン刺して、ポータルひいて、戻って味方カバーしながら移動…」と、同時に考えていかなければならないところが難しいのだと思います(偉そうに言っていますが自分もできていない場面があると思います)。冒頭の繰り返しになりますが、撃ち合いに自信があり、1人で3人返せるぐらいの実力の方はこうした立ち回りは不要かもしれません。でも、もしそうではなく、それでもダイヤ帯に行きたいと考えている方に少しでもご参考になれば幸いです。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?