U-RASIA Autumn 2023 MIX/全曲セルフライナーノーツ
◆はじめに
作詞家の葉月リョウヘイ/Ryohei Hadukiです。
毎年恒例の自サークルセルフライナーノーツをお送りします。
■U-RASIA 10th Album『U-RASIA Autumn 2023 MIX』
▷特設:https://u-rasia2023at.tumblr.com
▷通販:https://booth.pm/ja/items/5213713
Staff(敬称略)
▼Vocal
咲良ゆの / @yuno_singer
月乃 / @tsuki_nxo
こむた / @kmtaaaaa_
きゃらめる / @caramel_715
まるもこ / @manmaru05071109
▼Illustration
きゆい / @kiyui_
【Produced by U-RASIA】
▼All Sound Produce / Design
Yuu Ito / @Sy_yuu
▼All Lyric Produce
Ryohei Haduki / @kidunaduki
■いつも通りほぼここまでコピペです。
記念すべき10枚目のCD、4年ぶりの全曲作詞でお送りします。
今回もイラストはきゆい先生書き下ろしとなってますが、由宇くんが好きそうな感じのかっこかわいい感じでいいですよね。
アニバーサリーだからとか、最新作だから1番いいとかじゃなく、
単純に僕はこのアルバムが今までで1番好きだと言えます。
全部新曲なのにベストアルバム感がすごい。
M3当日、新譜はまさかの午前中に売り切れてしまい、僕も由宇くんもただただ驚きました、、、、ありがとうございます。
僕らが思ってる以上にみなさん僕らの音楽を知っているのかなって他人事みたいに思いました笑
前置きはここまでにして本題に行きましょう。
聞いてから見た方がいい気はします。
正解はこうですって言いたいわけじゃないので、「公式が何か言ってる」くらいの感じでお願いします。
◆M1 Galactic Promise / feat.咲良ゆの
誓いの歌。
まさに1曲目に相応しいと思うんですがどうでしょうか?
「The デジタルJ-Pop」と言うべきバチバチな楽曲に仕上がりました。
ボーカリストが同じなこともあって、2021のリードトラックである「Breakout destiny」を思い出す方も多かったようです。
全体の中で1番最初にできた曲なんですが、
その時点で「これ1曲目だろうな」ってほぼ確信してました。
歌詞のリファレンス自体はBodと違いますが、割と手癖全開です。
いつもならプロット書いてから入るんですが、それも書かずにデモを聴きながらメロに合う言葉をひたすら探すような感じでした。
歌詞の話。
タイトルは「銀河の約束」とかそんな感じです。
宇宙とか星とかそういう言葉を多く入れました。
こういった曲調(伝われ)の曲で僕が書いてることって正直昔からほとんど変わってなくて。
それは「二人で生きること」「二人である意味」についてです。
結局のところ、人は一人では生きていけません。
けどそれはそんなに悪いことでしょうか?
一人ではできなくても、二人だからできること、気づけること、見えるものがあると僕は思います。
僕にとってはそれってそんなに難しい考えじゃなくて。
二人で一つ…とかじゃないにしても、組み合わせれば可能性は広がると思います。
そもそも僕らはこの星に生まれ落ちた時点で、同じ人間という種別ではあっても、同じ人ではないんです。
無個性なんて言葉よく言いますが、誰かと全く同じことはないでしょう。
一人一人がオリジナルなんです。
そのオリジナルが重なるなら、組み合わさるなら、
それだってオリジナルで、唯一無二のものだとおもいます。
遥か昔、星と星を繋ぎ合わせて「星座」なんて作った人たちのように。
二人なら壁を乗り越えていける、未来を切り開いていける。
僕の歌詞はそんなのが多い気がしますね。
個人的に気に入ってる部分は落ちサビのここです。
ここ実は矛盾してるんですよね。宇宙に重力はないので。
ただこれはわざとでして。
そういう矛盾に抗っていくって意味を込めてます。
極端な話ですが、例えば影響力がある人が「宇宙にも重力はある」って言えば、「それが本当なんだ」って広がることもありそうじゃないですか?
デマばっか流れてくるようなこの世の中、
真実と嘘の基準なんて誰が明確にできるのでしょうか?
この歌詞の二人はそういう矛盾とか理不尽に向かって立ち向かっているんです。
自分たちにとっての真実を、正義を、貫き通すために。
そういうことを書きました。
ボーカルは咲良ゆのさんにお願いしました。まあ間違いない。
この組み合わせ皆さん聞きたかったでしょ??
少なくとも僕はまたやりかったので。
力強く貫き通すような歌声本当に素敵です。バッチシ。
最近デジタルJ-Pop引っ張りだこですけど、うちのBodがきっかけだったりするのかなってたまに思います(誇張)。
あと今回の僕の提供した楽曲の半分くらい彼女(別名義こみ)が歌ってるのマジで面白い。
僕の歌詞と相性がいい気はしてます。
またお願いしたいですね。
◆M2 蒼夏花火 / feat.こむた
前を向く歌。
“あおなつはなび”と読みます。
僕も由宇くんも今作で一番好きなのはこの曲です。
出来たのは7月の終わりくらいで、最後から2番目に書きあげました。
U-RASIAではお馴染みの夏ソングですが、こういう切ない感じの方向は珍しいかもしれません。
2020リードトラックの「ナツノユメ」に近いかな。繋がりはないけど。
タイトルは由宇くんがつけたデモをそのまま採用してます。最初“そうかはなび”だと思ってました笑。
はじめは「青夏花火」だったみたいだけど、夏の終わりの夜が舞台なので、それなら「青」より「蒼」の方が合うって思ったようです。
このタイトル指定だったわけじゃないですが、響きが好きだったのでそのまま使いました。
全体的に文学的な感じでってオーダーでした。
何をもって文学的って言うかは難しいんですが、フレーズの終わりが「う行」で終わる(=言い切る)とそれっぽい感じしません?
俯瞰っぽいというか。
1サビにあるここのフレーズが「う行」かつ後韻踏んでて気に入ってます。
歌詞の話。
「死別した女の子を想う人の歌」です。毎回これやってるな。由宇くんの要望で、1サビに入るまでは曲の立ち位置をぼかしています。
そういう雰囲気はあるけど、直接描写していないというか。
それ故にサビ頭のフレーズが光るんだろうなって思います。ここも大好き。
主人公の子は言っちゃえば現実逃避をしています。
花火がよく見える、二人だけの秘密の場所に足を運んで。
もういない君の幻影に縋っている。
なぜなら、去年の夏が二人にとっての最後の思い出だったからです。
思い出はそれこそ花火のように、儚いけれどとても綺麗で。
いつまでも昨日のことのように鮮やかで。
一年経ったってそこから進めないでいるんです。
あの時で時が止まって、全部がモノクロに見えてしまうような感覚。
「ずっと一緒だよ」って交わした永遠の誓いも、
「来年もまた見に行こうね」って何気ない約束も、
果たされることのないまま、闇に消える花のように散っていったんです。
それゆえに彼は夏に囚われているんです。
「君を置いていけない」なんて虚勢を張って。
でも実際問題、現実は変わらないし、時間は元に戻りません。
気づいてはいるんです、目を背けてるだけで。
ただ、「前を向く歌」と題したように、この子は最終的に前を向いて進んでいきます。
それが2サビのこのフレーズ以降です。
ここの“何気ない言葉”ってのは、彼目線では「ここまで来て」って言われてる感じです。
もっと言えば「ここで僕が死ねば、夏の綺麗な思い出を連れて君に会いに行けるのかな。」って感じです。
君のいない世界なんて何の意味もない。
「君がそう言ってるから」って思えば、もっと簡単に死ねるのかなって思ったんです。
でも、去年と全く同じ日に、同じ時間に訪れたこの場所で、
フラッシュバックしたのは、聞こえたのは違ったんです。
「前を向いて生きて」って。
ここで命を絶つということは。
君が生きたかった世界を
君が見続けたかった景色を
君が過ごしたかった季節を自分の手で止めることだって
そんな簡単なことにようやく気付いたんです。
夏の終わり。
この季節が終わったって、また1年経てば同じ季節がやってくる。
良いことも悪いことも、時期が違ったって思い出してしまうかもしれない。
きっと彼女のことを忘れることはできない。
でも、忘れる必要もないんです。
痛みを引きずりながらでも、義務でもないけれど
生きていこうと思えたんです。
彼女だったら、そう言うだろうから。
大体僕は後ろ向きで終わるんですけど、こういうのも気に入ってます。
彼が幸せでありますように、なんて。
ボーカルはこむたです。さんづけとかいう概念はこむたが食べた。語尾が跳ねる感じだったり、普通から裏声に入る瞬間の歌声が大好きです。
儚いけれど前を向くこの曲にすごく合ってると思います。
余談ですが、僕が気に入ってる1サビ頭のフレーズは彼女もとても気に入ってるようで。
好きな箇所が重なるのは作詞家としてとても嬉しいですね。いつ結婚する?
◆M3 fading away / feat.月乃
約束の歌。
今作の冬バラード枠です。これがないと始まらない。
完成度で言えばこの曲が一番高いというかそんな気はします。
ただその分歌詞は結構大変でした、、、
2コーラスまではデモもらった次の日に投げたんですが、そこからフルコーラスまでめっちゃ2人で話し合いしました。
「ここの部分のフレーズこっちはどう?」
「いやそれならこっちじゃね?」
みたいな。
それゆえに出来上がった時は嬉しかったですね。
タイトルはこちらも由宇くんがつけたデモそのままです。
「だんだん消えていく」と言った意味ですが、これに関しては後述。
デモの時点でサビの一部分だけ仮歌詞が入っていて、全部使った訳じゃないですがそれをもとに書き上げています。
歌詞の話。
「世界を救った代償として、記憶と記録から徐々に消えてしまう恋人を想う女の子の歌」です。
設定も大体由宇くんからのオーダーでした。
そういうゲーム探せばあるよねきっと。
先に言っておくと、僕らとしてはバッドエンドって解釈では無いです。
タイトルの由来もここでして、すぐに消えるわけじゃないというとこからです。
そう考えると割と歌詞はわかりやすいと思う。
「今日より明日、明日より明後日、大切な人を思い出せなくなる。」
すごい怖いと思います。
理不尽極まりないし、そんな世界なんていらないって思いもする。
歌詞中の時間軸では「自分はまだはっきりと覚えている」ので猶更です。
ただそれでも、この物語はバッドエンドではありません。
そういう意味ではさっきの蒼夏花火と同じだと思います。
それを表すように1番は結構悲しい感じなんですけど、
2番は回想をイメージしているので比較的明るく感じるのではないでしょうか?
中でも2-Aがとても気に入っているのでご紹介します。
うちにしては珍しく1-Aと2-Aが全く違うメロディになってます。
デモを聴いた時に真っ先に印象に残ったのがここだったので、この部分から構成をイメージして書きあげていきました。
後4行で韻を踏みつつ意味が通じるようにしたところも好きです。
この部分は君との最後の会話をイメージしてます。
“最後に君が笑った”って部分に、嘘偽りは一切ありません。
恐怖なんて感情は彼にはなかった。
それが当然だとでも言わんばかりに。暖かい笑顔を向けたんです。
直接書いてはいませんが、彼は最後、彼女にこう言ってます。
「忘れてしまうのは、僕の存在も、その悲しみもだから。」
「悲しいことを忘れていけるんだから、キミは幸せなんだよ。」
この子は少なくとも納得なんて全くできなかったけど。
止めることもできなかったんです。
そしてそれ自体を後悔してるわけでもないんです。
大好きな人に対して最大限できるのは、「忘れないこと」じゃない。
大好きな人が残してくれた世界で生きることです。
そこに君がいなくても。
たとえいたことさえ、忘れてしまっても。
今、この世界があること自体は事実だから。
だからせめて、君のことを忘れてしまっても
「今生きていることが当たり前じゃないんだ」ってことだけは、
忘れないで生きていけると思います。
バッドエンドでないとは言いましたが、この子は曲の最後までずっと泣いていて、笑えてはいません。
それは今後笑って生きていくためです。
枯れるくらい泣いて、泣いて、また泣いて。
それから笑っても、遅くはないじゃないですか。
この子にとっての君は愛する人で、何よりも誇れる人で。
今自分がここにいること自体が、その証明なんです。
ボーカルは月乃さんにお願いしました。
春の新譜にU-RASIAで楽曲提供させていただいたんですが、それも冬バラードだったので逆パターンですね笑。
相変わらず感情がとてもこもった歌声で素敵です。
歌詞の長いプロットを月乃さんにも見せてって由宇くんに頼んだので、それを汲み取ってくれたのかなって勝手に思ってます。
◆M4 Triangle Emotion☆ / feat.きゃらめる
伝える歌。
雰囲気ガラッと変わりました笑。
僕らのCDこういった楽曲大体1つあって、前作のは僕が歌詞を書いてないので大分久々に感じました。
BメロのPPPHとかすごいゲームのOPっぽい。
歌詞が一番難しかったのはこの曲です。
というのも、最初提出したワンコーラスはいつもの癖で大分抽象的だったんですね。
制服とか教科書とかのフレーズ一切なかった笑。
「もうちょい具体的に、、」って言われて書き直したのが今のバージョンです。
大分イメージ通りになったみたいですが、僕が譜割を崩しすぎて迷惑かけちゃったのでマジで反省してます、、、
歌詞の話。
「好きって気持ちに気付いた女の子の歌」です。
失恋ばっか書くわけじゃなくて、こっちもある意味手癖。バリエーションはそっちより少ないだろうけど、、、
要望だったりメロの感じもあって英語が多めですが、意味あってるかはわかんないです。基本語感。
デモ聞いた時点で「-tion」とか「-sion」で韻踏むのは決めてました。それ系の単語めっちゃ調べたの覚えてます。
2番の“鼓動distortion(歪む)”だけ割と物騒な単語ですが、心がそのくらい揺らいだみたいな感じでいけるだろって通しました笑。
気になってる人が自分をどう思ってるかってすごい気になりませんか?
知りたいと怖いが均衡してる感じ。
この子にとっては初めてのことなので猶更。
ただどちらにしても確かなのは、経験がない、でも揺るぎない感情が、
全て君に向いてるってことです。
恋愛経験ないくせに何度か言ってますが、愛情ってのは積み重ねだと思います。
一目惚れってのもあるけど、最初は何とも思ってなかったけど気が付けば、、みたいなパターンの方が僕は好きです。
きっかけはきっと些細な積み重ね。
消しゴムを拾ってくれただとか、先生に当てられて答えに詰まった時に助けてくれたとか。
きっとこの子は全部覚えてるんです。
昨日より今日、今日より明日。明日より明後日。
この感情に名前を付けられないまでも、頭の中を君が占める割合は増えていくんです。
どこかで気づいてて、心の中で隠してるだけかもしれない。
けどきっと、何かのきっかけで、タイミングで。
君という存在がどんどん大きくなっていく中で、隠せなくなるんです。
コップに水ずっと入れたら溢れるみたいな感じで。
怖いより知りたいが勝って。
伝えたくなって、抑えきれなくなっていくんです。
気づいた時、人はそれを恋と呼ぶんじゃないでしょうか。
どんな感情なんでしょうね。
タイトル自体は僕の案ですが、意味的には由宇くんのオーダー通りです。
前作収録「nearly equal」と似ているんですが、この感情が〇でもなく×でもなく、今は△(=Triangle)なんだって意味です。
はたから見ればどうやっても〇なところも同じ。
今回は歌詞にも大分ダイレクトに入れてますね。このタイトルだと「三角関係にも捉えられるんじゃね?」って変に勘ぐって☆で誤魔化したけどOPっぽいからいいよね!
にあいこ(って略してる)では「好き」って単語を最後まで使わないことにこだわったんですが、今回は最後に使いました。
この気持ちが〇だって自分でも気づけたのなら、もう迷わないからって意味で。
ボーカルはきゃらめるさんにお願いしました。
2017から(番外編含めても)驚異の9作連続です。
いろんな曲をこれまで歌っていただきましたが、十八番というか「これでしょ!」って感じしますよね。
2-Aの「日に日に」の歌い方が個人的に好きです。
◆M5 Infinite -absolute melody- / feat.まるもこ
宣誓の歌。
厨二電波デジタルJ-Popとかいう新ジャンルを開拓しました。
これまでの4曲は今までもやってきたジャンルを極めたって感じがしますが、大分毛色が違います。
最後にできたのもこの曲でした。
11曲目に「melodious ver.」と題したボーナストラックがあるんですが、言っちゃうと「台詞があるかないか」です。それ以外は同じ。
本家が台詞ありです。電波だからね。
ボーナストラック含めこういう方向なのは決まってたようで、
電波なんだけど、台詞なしなら普通にかっこいい感じでっていうなかなか難しいオーダーでした。
台詞部分も僕が考えて、一部相談して治したりしてますが大体そのまま。
ボーカルはシンセVに任せつつ、台詞は最初僕が実際に録音したんですが、久々でテンション上がって完全に演説でした笑。想像したら終わり。
歌詞の話。
「厨二病に染まった女の子の歌」です。そのまま。
台詞あると現実感出るし、ないとキャラソンっぽく聞こえますよね。
同じ曲で同じ歌詞なんだけど、そういう部分で2つの意味を持たせられるように頑張りました。
ただ、歌詞の中身自体はぶっちゃけほぼありません。
「厨二病ってそんな深いこと考えてないよね?」っていう僕の圧倒的バイアスによるものです。手癖とも言う。
フレーズ自体はそういうキャラの主題歌っぽい感じを意識しましたが、いつもと違う部分もあります。
これは歌詞全体見てもらった方が早いですね。
読めるわけねーだろ!!!!!!!!!!!!!!由宇くんも「読めないから仮歌聞こ」ってなったらしい。過剰なまでにルビが多いんですけどこれもわざとってかこだわりです。
厨二感じゃなくて厨二病感というか。伝われ。
こういうの大好きじゃないですかこの歳の子って。これもバイアス。
僕は元々こういうルビ多用するタイプですが、あえてやりすぎなくらいにしました。
コンセプト的にはやりすぎくらいでちょうどいいと思ったので。
歌詞書く前に設定考えたんですがこんな感じでした。
さっき言った通り歌詞で話すことほぼないんですが、こういうのって黒歴史って一般的に言うじゃないですか。
僕もそういうのめちゃくちゃあります。
でも、後々そう思ったとしても、その時はめちゃめちゃ楽しんでるんですよね。
この子は苦しみから逃げてるとかそんなんじゃなくて、単純にそれが楽しいだけなんです。
それって何が悪いんでしょうね?
ごっこ遊びと言われようが、自分の楽しみを邪魔されたくはないじゃないですか。
そして邪魔する権利もない。
黒歴史だろうと、そんな時もあったねくらいに笑えるくらいならいいんじゃないですかね。
僕自身、めっちゃ乱暴に言えば「有象無象が僕の楽しみに口出してんじゃねーよ」ってずっと思ってたので。てか今も割とそう。
こだわりは昔から強かったんですよね、、、、
何の話だ。
ボーカルはまるもこさんにお願いしました。
去年春の番外編(ゆ~らしあ)で参加してくれましたが、本家CDでは初めてです。これも番外編みたいなものだけど。わかっちゃいたけどめっちゃ合いますよね!!
かっこいいとことかわいいとこのバランスというか、うまく両立してくださいました。
あと納品爆速だったのもびびった。
またこういう感じやりたいですね。
◆おわりに
なげえ!(n回目)
自己満足で書いてるだけですが、楽しみにしてる方が一定数いらっしゃるらしくて本当にありがとうございます、、
気が付けば10作目、U-RASIAはじめてもう7年になりました。
僕が大学4年の時です。もはや懐かしい、、、
僕らはお互い「好きなものを作ってるだけ」だと思います。
そういった作品が多くの人の手に渡り、聞いていただけるのはとても嬉しく思います。
僕自身の作家としての依頼が増えているのも、無関係では決してないでしょう。
でも僕にとって、聞いてもらうことは目的ではありません。
いつだって僕が歌詞を書くのは自分のため。
そこは決して譲らない。
「柔軟に、だけどブレない」ことが大事だと思います。
長くなりましたがここで終わります。
たくさん聞いてくれると嬉しいです。
いつもありがとうね!!!!
葉月リョウヘイ/Ryohei Haduki from U-RASIA