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成長のタイミングと手助け方法

「成長のタイミングと手助け方法」

脳には発達に合わせた「学びの適齢期」があり、早すぎても遅すぎてもダメ、「好き」を上手に引き出して最適な時期に最適なものを!……とは言え、難しいですね!
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脳は頭の後ろから前に向かって発達します。そして老化は前から後ろに向かって弱っていくそうです。
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0歳
視覚、聴覚、味覚、感覚と発達し、1-2ヶ月頃には形や色がわかるようになり、6ヶ月頃には母親と他の人の顔の区別がつきます。10-12ヶ月頃には記憶力もついてきます。
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3-5歳
巧緻運動が発達し、ハサミやノリなど手先を使った動きが発達します。頭でイメージした通りに体を動かすことが楽しくて仕方ありません。
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8-10歳
言語の発達がピーク、大人と同じように話せたり、相手によって使い分けることもできるようになります。
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10歳以降
コミュニケーション能力が発達します。社会性も育ち外の世界に目が向き始めます。

#成長の特徴  で年齢別に詳細を書いていますが、大きく適齢期を分けるとこんな感じです。
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会話を通して親子のコミュニケーションが深まる3歳頃から心と体が大きく転換していく10歳頃までの7年間は、人間として生きる土台が築かれる大切な時期です。
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大脳に1300億個あったニューロンは、生後間もない乳児期に85%も死滅し、1歳頃には大人と同じレベルになります。その後も生き残ったニューロンは発達し、シナプスも急激に増加します。前頭前野内のシナプスは5.6歳をピークに8歳頃まで発達し、その後は減少、12-15歳で、大人レベルになります。だから8歳頃までが臨界期といえるのかもしれませんね!
もちろん脳のそれぞれの場所によってピーク期は違います。
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また自信過剰と鈍感力が最強だってお気付きですか?
失敗しても怒られても引きずらない、割り切る力が強く、物事を前向きに捉えられる、そんな力があるかないかです。色々なことに挑戦し、失敗に慣れていくことって大切ですね!
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そして本当の粘り強さは、答えに近づいているという手応えを感じているかどうかのタイミングでつくもの、だから
大人はひたすら「待つ」なんです。このタイミングを大人が邪魔してはいけませんよね。
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またタイミングが過ぎてしまった……とか、私があの時○○してあげていたら……とか、自分を責めたり、後ろを振り返ったりするのは駄目。子育ては後悔の連続、でも「してあげる」教育より「子供達の思い」を大事に育てる教育を意識して欲しい、子供達だって自分の脳に見合った情報量を自分なりにきちんと処理しているはずです。
本来の教育はその子の持っているものを「引き出す」ことです。大人は子供達の思いを聞いてあげようという気持ちを忘れてはいけないですね!
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大人は自分達の目の届く範囲で、積極的に子供だけの世界をつくってあげなくてはいけない、大人が介入し過ぎて、すべてが白日のもとにさらされてしまうことも多いですが、子供だけの世界を楽しむことこそ冒険で成長のチャンスなのだと思います。
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今の子供達が昔の子供達に比べて決定的に足りないもの、それは「子供達だけの世界」です。
今の子供達は、大人が見ていない場がとても少ない、つまり昔の子供達に比べて、自分達だけで今の状況を見つめ、自分達だけで解決策を立てていく機会が圧倒的に足りないのです。これでは自ら進んで何かをやろうという気持ちは芽生えないですね…つい大人になんでも頼ってしまうのです。
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とかく空き時間は子供達だけの自由な時間をとってあげれば良いとは考えず、子供達に与えられた時間をいかに有効に使わせるかということを考えてしまいます。子供達だけの世界の大切さには考えが及ばないのも事実のようです。
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子供達のコミュニケーション能力や問題解決能力を育てる為には、彼らだけの世界の大切さを見直すべきではないでしょうか。子供達が自由に集まり、大人達のいない世界で自分達だけで考え、何とかやっていく経験は、必ず彼らの成長に良い影響を与えるはずです。
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大切なのは「子供から学ぶ」姿勢だと思います。目の前の子供達と同じ目線で向き合うこと、子供だけの世界を見守ること!
その子なりの成長を自然に機が熟すのを待ち、本人が興味を持ったら、その時はこちらから楽しくなるよう導いてあげる、最初の出会いを強制しないことだと強く感じます。
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先に先にと手を回し過ぎないよう、お膳立てをし過ぎないよう、大人も忍耐ですね!
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ついついテストで100点が取れるよう、そこを目的にしてしまいがちですが…それは危険かもしれません。だって上限を100点と決めてしまうわけですから、満点を取ったらその先は勉強をしなくなります、そう思いません?…と言うことは、それ以上の高学力は期待できなかもしれないと言うことです。学習動機をテストにせず、学んだ充実感を感じて欲しいですね!覚えるだけの勉強では将来に繋がらない、社会に出てから使えてこその「学力」を身に付けて欲しいです。
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能力は皆んな同じである必要はなく、むしろ色々な人の知識や能力をどう組み合わせたら大きな力になるかで、その為のコミュニケーション力を付けることが子供達に求められていることのようにも思います。
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その子その子の持つ力を信じたい、そしていつも味方でいられる大人でいたいものです!
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