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忘れ物が多い子供達の特徴

「忘れ物が多い子供達の特徴」

忘れ物が多い子供達には、3つの特徴があるようです。
これらの度が過ぎてしまうと忘れ物が多くなる傾向にあります。

①整理整頓が苦手
色々と使った物が出しっ放しになっていたり、自分の引き出しを開けると中身はぐちゃぐちゃで、まったく分類がされていないとか…。
引き出しの中が片付けられていなければ、当然ランドセルもきれいに整理されているはずがありませんね。
日頃から整理整頓の習慣がない子供達は、次の日までに準備しておかなければならないことをきちんと把握できていないことが多いです。
整理整頓ができていない為、何がどこにあるか分からず、その度に探さなければなりません…そりゃあ〜面倒くさくなりますね。
きちんと整理整頓がされていて必要な物が目に入る場所に置いてあれば、忘れ物は自然と減っていくと思います。
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②集中力がなく気が散りやすい
1つのことへの集中力がなく、気が散りやすい子供達は忘れ物が多くなる傾向があります。
ただでさえ子供部屋は玩具などで意識がそれる物が沢山です、そう…誘惑の多い場所なんです。集中力のない子供達なら、やるべき事そのものを忘れてしまったり、別のことを考えて必要な物が何なのか忘れてしまったりするのは当然!
また他の事に夢中になってしまい、時間に追われながら準備をすれば、忘れ物が増えるのは当たり前のことです。こういったことは子供達によくあることですが、忘れ物を少なくするには、彼らの気が散らない環境作りも大切だと言うことです。
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③何でも後回しにする癖がある
すぐにやるのが面倒な為に、いつも何でも後回しにする癖がついている子供達は忘れ物が多いです。
すぐにする事が面倒だと思う気持ちは、後回しにしたところで何も変わらないのに…そのままやらずに遊んだり、寝てしまったり…。その為短い時間に慌ただしく何かをすることになります。
いったん後回しにしてしまうと、余裕を持った行動がとれなくなるものです。その結果忘れ物が増えることに繋がってしまうのではないでしょうか。
そして物事を後回しにしてしまう子供達の中には、スケジュール管理が苦手という場合もありますね。
スケジュール管理をしながら事を済ませる、これは親が最初に優先順位を知らせたり、時間の使い方をアドバイスしたりとフォローが必要ですし、そうすることで忘れ物の防止対策になるでしょう!
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ここで意識して頂きたいことは、子供達が忘れ物をした場合、届ける、届けないが、忘れ物をなくす、減らすことへの根本的な働きかけにはならないということです。ここポイントです!
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忘れ物に気付いた瞬間、届けようと走り出すお母さんもいれば、忘れて困れば今度から気を付けるでしょう〜と放っておくお母さんもいます。

届けない場合でも、一見効果的にも思えますが、実際困っても、忘れ物を減らすことには繋がりません。それどころか忘れることに慣れてしまい、慢性的に忘れ物をするようになる場合もあります。
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実は忘れ物をしてどう対処したのか、その事実と気持ちを尋ねることが大切なんです!

「体育の授業はどうしたの?」と尋ねる。誰かに体操服を借りたのか、それともそのままの服でしたのか、とった行動を聞きましょう。次にその時の気持ちも尋ねます。
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彼らから忘れたことを言い出すのは、何か話を聞いて欲しいサインです。まずはその気持ちを受けとめることが大切です。事実と気持ちを切り離して尋ねることによって、話したいことが子供の頭の中で整理されます。
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「どうして、忘れたのか?」と質問を投げかけ、「なぜ、ウッカリしたのか」を考える、朝起きるのが遅かったからとか、いつもと違う場所に体操服があったからとか、具体的な言葉が出ればそれでOKです。大切なことは、自分で行動を振り返り、原因を考えることにあります。

次どうすれば忘れないか親子で一緒に考え、原因に対しての対処法を考えることです。
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忘れ物が多い子供達に対して親がしてはいけないことは何だと思いますか?

それは、
①単純に忘れ物を届ける〜という行為です。届けてもらうことが習慣になってしまうと子供達は「忘れても親が届けてくれるから大丈夫」と思うようになってしまいます。

②忘れ物をするたびに厳しく叱るのも子供達の自信とやる気をなくしてしまうかもしれませんね。
なぜ忘れ物をしたのかを子供達に考えさせ、同じことを繰り返さない為には何が必要なのかを一緒に考えることが大切だと思います。
また忘れ物をした時の対応も学ぶべきです。

③持ち物の準備を勝手にやってしまうのもいけないことです。
忘れ物が多い為に自分が代わりに準備したほうが楽だし〜と考える人も多いかもしれませんが、自分自身で準備する練習ができなくなり経験を積み上げていけません。忘れ物の責任を親に押しつけるようになることも考えられ、本末転倒です!
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忘れ物は子供達の性格や特性によっても違ってきます。
忘れることを指摘するだけではなく、まずは生活習慣を見直すことから始めてみてはいかがでしょうか。

・準備は前日までに余裕を持って終わらせておくのが理想で、生活サイクルの中に準備をする時間をとっていない場合には、その時間を一緒に決めてあげると習慣にしやすくなります。

・片付けのルールを設けることで整理整頓ができるようになります。学校に必要な物は、意識がそれないように、玩具とは別の場所に置くようにしたり、帰宅後にカバンの中身をすべて取り出すというルールを決めるのも良いでしょう。

・忘れてしまいそうな事柄はメモをとる習慣をつけたりと工夫をします。

・必ず夜寝る前に次の日に必要なものをチェックするなどの工夫をして、ミスを無くすよう努力します。

・いつもうっかりしてる人は注意力が欠けていて集中力がありません。
一つのことに集中できない人は、多くのことに同時に手を出さないようにすること!
とかく考え事が多い人は、相手の話してる内容を注意深く聞いていません。
一度冷静にならないと!

・最終チェックをしない人はケアレスミスが多いです。

・カバンの中身を把握していない人は、必要な物がわかっていません。だから中身を出す習慣をつけましょう。
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忘れっぽい人は必要なものを記憶の中に刷り込むことが出来ません、その結果うっかり忘れ物をしてしまうということに繋がってしまいます。
逆に、忘れ物がない人は記憶に残るように意識して覚えようとするし、覚えることができないのであれば、その時点でメモを残すなどの工夫をします。
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学習しない人は言い換えてみれば、何度注意しても気を付けない人だと言えます。
誰でもうっかりミスをしてしまうことはあるので、それはしょうがないことですが…。
ミスをしたことで次からはミスをしないように気を付けるのが当たり前の姿、だからミスや失敗は多ければ多いほど意味のあることにもなるのです。
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このような差が結果的には忘れ物をする人と、忘れ物をしない人との差になるのではないでしょうか。
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1つ1つあげていくと注意点が見えてきますね!
小さな努力が大人になった時の姿を決めます。お子さんにあったルーティンが見つけられると良いですね!
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子供達の忘れ物だけに目を向けるのではなく、整理整頓を促したり、日頃から関心を持ち、親子の会話があれば、持ち物や授業に必要な教材などについて、忘れることを予防できるはずです。その親子関係に焦点をおいて、忘れない習慣作りが親の役割と考えると良いのではないでしょうか!

大人でも忘れ物をするのですから、子供達が忘れ物をしてしまうのは当然です。親が上手にサポートしてあげて、彼らの性格や特性、忘れ物の原因などをしっかりと理解して、それぞれの子供に合わせた方法を見つけて下さいね。
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忘れ物が多く、1つのことに集中できないといった子供達の特徴を見た時に、発達障害なのではないかと不安になる場合もあります。

・忘れ物が多い
・無くしものが多い
・片付けができない
・集中できない
・喋りすぎてしまう

これらが特徴的な症状ですが、脳機能の偏りと考えれば誰にでもあることで、その症状が環境によって強く出たり、出なかったり…みたいなところもあります。
心配でたら専門医にご相談してみて下さい。
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