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まだ本気になれていない?

何かしたい!

そろそろ?
まだまだ?
そもそも・・・
さぁ!

そろそろ子育てがひと段落して

結婚して、妊娠して、出産をして
バリバリのキャリアウーマンだった人も
専業主婦に憧れていた人も

実はどっちも昔の私のこと・・・。

子育ては毎日が新鮮ですごく楽しかったです。
(苦労したことについては別の記事に書いています)
だから子供との時間を満喫していました。
毎日朝起きるとカーテンを開けて空を見上げる。。。

今日もいい天気!
『早くお着替えして公園にいきましょう♪』
と公園グッズを持ってお出かけします。

帰宅したらお風呂に入れてスキンケアをして
お昼ご飯を食べて
またすぐお外へ・・・

お昼寝をしない子だったので、
お天気がいい日は、1日2回〜3回の外遊び!
それが当たり前の日常でした。

そんな毎日から
息子がひとりで、おばあちゃんのお家や
親戚のお家にお泊まりに行くようになり
ポツンとひとり時間ができてしまった時に
ふと頭をよぎったのが

私、このままの人生でいいのかな?

ずっと専業主婦でいる?
家事も嫌いじゃなかったし、
週末に友人たちが集まって、飲み会をしたり
遊んだりするのも楽しかったし

もちろんそんな人生も悪くはない。

けど・・・
『何かしたい!』
けど・・・
『自分に何ができるんだろう?』
当時の私のように堂々巡りの思いを抱えている女性って
少なくないんじゃないかな?

今は昔よりは、育休も取りやすくなったから
元の職場に戻れる人もいるかもしれないけど

当時の私にはその選択はなかったし
他の職種で働く自信がなかったんですよね〜。

学生時代にアルバイトをしたこともなかったし

初めての会社は学校からの推薦でもあったので
特に履歴書や試験もなく簡単な面接だけだったし

次の職場は、知り合いの推薦で、ほぼ顔パス状態。

結婚するまで働いていた会社では
若くして管理職をしたせいか
人間関係には凄く苦労したけど
絶対的に経験不足だったのは明白でした。

子育ての合間にお小遣い程度に稼ぐって選択は
簡単なようで難しかったのを覚えています。

履歴書を書いて送ってみても
子供の年齢を聞かれて「4歳です」と答えると
『今じゃなくてもいいですよね?』と
決まり文句のような断られ方をしていました。
それが2〜3度繰り返されると『もういいや!』と
パートという働き方を諦めていました。

いったい私に何ができるのか?

何かしたいとは思っているけど、そもそも私は

『何がしたいのか?』

『何から始めたらいいのか?』

『いつから始められるのか?』

そんな時・・・

持て余した時間を埋めるように始めたのが
『ものづくり』でした。

そう!編み物のような手芸や
アクセサリーやDIYのようなクラフトだったのです。

知り合いに子どもが生まれると
出産祝いに、手作りのグッズを添えてみたり

当時巷で流行っていたのは、フラワーアレンジメントや
トールペイントに続き、ビーズアクセサリーでした。

素人でも簡単に材料が買えたり(←昔は高価だったけど)
ガラスビーズやアクリルビーズなど
流行に敏感なママ友が百貨店のビーズ売り場で
ワークショップに参加してきたり
キットを購入して自宅で作って楽しんでいた時代。

私はたまたま知り合いの紹介で某有名ブランドの
ビーズアクセサリーを作る仕事に就いていました。
(今流行りの在宅ワークです。)

すると
そのことを知ったママ友から
レシピを見ても分からなくて
途中で止まっているキットがあるから教えて欲しい!
と言われて。

人が考えて、書いたレシピや設計図を見て
本当にで教えられるかどうかも分からないのに
『できるか分からないけど、それでもいい?』と言って
教えたのがきっかけでした。(←もちろんこの頃は無償で!)

やってみると意外とわかる!できる!

私、元々手先は器用だったけど
それに加えて、空間認識や設計図やレシピを
読み解くのが得意だったみたいです。

立体作品の画像や見本を見ると
テグスの道順が見えてくる。。。
難しく書かれたレシピを簡単な手順にアレンジもできた!

間違っているところを見つけて修正することも
そう難しくなく伝えることができたのです。(←ラッキーな能力)

『こうしたらどうかな?』と教えてうまくいった時の喜びや
作った人の嬉しそうな笑顔や『ありがとう』の言葉が

私でも人の役に立っている

という満足感を得られていることに気づいたのです。

そんな小さな自信が私を動かした

家庭に入り
子育てに行き詰まったり
旦那さんと喧嘩したり
そんな生活の中で、独身時代の自信はどこへやら・・・

いつの間にか社会復帰に対する自己肯定感が下がっていたのです。

私を動かしたのは
喜びから生まれた『小さな自信』からだったのです。


この気持ちに共感して『あ〜今の私だ〜』と
思った方がいらっしゃたら
ぜひ小さな一歩を踏み出してみてください。
何かが変わるかもしれませんよ。


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