29時 愛、故。

先に言っときます。タイトル全く関係ないです。

舞台に初めて出会ったのは中学生の頃でした。同級生に舞台に出てる子がいたので見に行ったことがありました。その頃は舞台についての関心もほとんど無く、ストーリーを噛み砕くことすらしませんでした。そして、久しぶりに観劇したイロアワセVol.3 LiLY whIte 千穐楽。昔からその場で見たものは一度きりだと思っています。現地で見た光景、雰囲気を競馬のレース展開に置き換え、必死に頭に残し、帰りの電車の中で噛み砕き、必死に文字に起こしました。舞台に限らず一度きりだけど、自分の中にある一度きりの概念を覆してみたら…とか、これでアーカイブ見たらどうなるんだろうって疑問もあったのでイロアワセのアーカイブ見ちゃいました。ついでに台本も買いました。

本とか読んでもあれとこれが繋がってこうなるのか〜って考えるのがとても苦手なんですよね。頭が弱いので。でも、いざ振り返ってみたらスタート後から伏線だらけでしたね。

観劇しながらストーリーの展開を競馬に置き換えてんの何やってんだろうなって思ってるんですけどそれのお陰なのか頭に残ってたんですよね。

ありがとう日本中央競馬会!



スタート直後から時折漂う不穏な空気、3コーナーのどんでん返し、4コーナーの追い込み、ラスト直線の末脚、やっぱり鳥肌立ちました。キャストの一挙一動であんなに伏線拾えるんだなんて知らなかった そんなの…

そして全てを頭に詰め込んでオーバーフロー寸前で、はいやって来ましたゴール前。


感極まって泣いちゃった



思いを伝えて「おかえり」からのmerakの繋ぎはグッときたね…宝塚記念のタイトルホルダー 鞍上横山和生といい勝負です。

ちなみにMerakってセルビア語で

日常の中で起きる一つ一つの小さな幸せから無上の喜びや至福を感じること。

らしいですね。

拾いきれてないだけで他にもあるのかもしれないけど最後の「おかえり」ってそういうことも含まれてるのかな〜ってアーカイブ見て思いました。


いや奥が深いなぁ…松田彩希さんすごいなぁ…



ところでさ。



新馬の福永、強くね?


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