見出し画像

Why I came to Cluj, the Heart of Transylvania(Romania)

日本人の方々が、下までスクロールしてくれることを信じて、まず英語で、そのあとに日本語で書きます。

   Why I Came to Cluj, the Heart of Transylvania (Romania)

 There are three main reasons for which I come to Cluj in September 2016.

 First, I always wanted to acquire an international sense of the world and learn more than one foreign language. I heard that being bilingual is normal practice here in Cluj, as many people use multiple languages, such as Romanian, German, Hungarian, English and Italian in their daily life. In order to be able to work on the global market in the future, I always wanted to learn how to be a more internationally-minded person and speak several different languages as well.

 Second, being a pioneer is fascinating for me! As a matter of fact, I am the first Japanese national enrolled full-time in the business school at Babes Bolyai University in Cluj. Therefore, I believe that the life experience and the professional expertise I will acquire through these two years will be extremely rewarding and I believe it will lead me the next stage in my career.

 Finally, the third reason, the Romanian culture and the Romanian people are also a big reason for which I decided to live to Cluj. When I saw the landscape of Transylvania on the internet, it somehow spoke directly to my heart and it moved me deeply. Furtherfore, some personal stories about this wonderful country I heard from my good Romanian friends in Japan made me feel as if this country was my second home, even before I arrived here.

 I am sure that I have made the best choice of my life to come to study and live in this warm and beautiful place!

 

クルージュに来た理由

 東ヨーロッパはルーマニアのクルージュに留学に来た理由は、3つあります。もちろん、お世話になった会社を辞めて、28歳無職で私費留学するにあたり、他にも色々考えた上での決断になりますので、3つというのは、大きく3つという意味です。

 まず、一つ目ですが、多様性というものを、直で感じてみたかったからです。昨今、その会社がどこの会社であれ、ある程度の規模を持つ会社ならば、現時点でも、そして今後はより、多様性、ダイバーシティの確保が重要であるという話しをよく聞きます。このダイバーシティとは、何なのか?ということを、直で感じた上で、海外でも活躍できる語学力を身につけたいと思っています。ここに来る前の日本でも、ダイバーシティの重要性は、本で読んだり、周りの方々からお話しを聞き、多少わかっていたのですが、直で感じずに、その重要性を主張するのは、結婚していないのに結婚はすべきだ!と言っているような感じがして、個人的になんだかしっくりきていませんでした。というわけで、ダイバーシティーの重要性を肌で感じつつ、語学もしっかり勉強するというのが一つ目です。なお、ここクルージュは、地理的な側面やその歴史的な側面から、様々な人種の方がいて、ハンガリー語、英語、ルーマニア語、ドイツ語、イタリア語と通じる言語も多様です。私のクラス(50人ちょい)でも、大半が3ヶ国語以上話せて、中には6ヶ国語話せる人もいます。もちろん、人種や言語だけがダイバーシティが意味する全てではありませんが、そうした言語的にも文化的にも多様性がある土地に来ることで、ダイバーシティの意味するところを肌で感じられたら良いと思っています。

 二つ目として、私が通っている、Babes-Bolyai大学の大学院のManagement Administrationを卒業した日本人が、現在までいないということがあります。悪いことでなければ、初めてというのは、とても価値があるし、この大学はルーマニア国内では、ブカレスト大学に次ぐ名門国立大学で、現在のルーマニア政府の中枢にいる方々も、この学校の出身者が、かなりを占めるとのことです。ちなみに、私が通っているのは、Babes-Bolyai大学の大学院のManagement Administration、つまり、略称でいうとMAというやつなので、経営学を軸にした授業内容はほぼ変わらないと思いますが、MBAではありません。なお、学費は、1ヶ月300ユーロで、入学金等もないので、一般的なビジネススクールと比べると破格です。

 三つ目として、日本でインターネットを通して見た、クルージュの街(街の魅力については、今度別で書きます)を気に入ったのと、日本で出会ったルーマニア人の方々が本当にとても素敵だなと思えたことが挙げられます。この三つ目は、前の二つを語学、学位というふうに捉えて、比べると、自分としても、とても感覚的だなと思うのですが、人生設計を論理的に考えすぎても、つまらないと個人的に思うし、ルーマニアに行ってくるわ!と周りの人に話すのは楽しそうだなと思っての選択です。自分の選択の基準の一つとして、人と違うことをする、できれば面白そうな、人が取らない方を取るというのがあるので、それに従ったとも言えます。

 最後になりますが、何歳であっても、やはり2年間というのは、なかなかな時間だと考えています。例えば、年一回で会う人とは、人生において、二回会う機会が失われるわけで、家庭や仕事の問題、そして、お互いに心身ともに、まともな状態で会えるということを考えるなら、今回の人生において、同世代なら、あと30回あれば良い方かなとか、思ったりもします。

 頻繁にあったりしている人達もそうですが、高校のクラスメイトをはじめとする、年に数回程度の頻度で会っている人達に対しては、もっと会いたいなと勝手に思っています。というわけで、日本に帰国した際は、もっと会ってくだされば幸いです。

 人と会うということに関連して、以前、ライフネット生命の出口治明さん(代表取締役会長兼CEO)のセミナーに参加した際、人の成長には、本を読む、旅に出る、人と会うの3つが重要であるとおっしゃっていたことを思い出しました。今度お会いするときには、皆様に少しでも何か還元できるよう、そして胸を張って会えるよう、しっかりこちらでやっていきたいと思います。

 最近、日本語をあまり話していないせいからなのか、日本語の方は、英語よりもだいぶ加筆されて、長くなってしまいました。最後まで読んで下さり、ありがとうございました。


                             朝倉 良介

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?