2018年の抱負と2017年の振り返り

年始なので、今年の目標と去年の振り返りを。

ざっとした目標は年始に毎年立てていて、エクセルベースで管理しているのだけれど、今年は割と文字数も多く、文章で書いてみました。

★大雑把な年間の予定

・上半期

ルーマニアに帰るまで(2/9)のポーランドにいる間は、学校と就活に全力を尽くす。

ルーマニアに帰った後は、卒業論文に力を入れつつ、卒業までに働くところを決める。

最終面接などのために、場合によっては日本に一時帰国することも考えて、普段から学校に真面目に行っておく。

なお、卒業論文は、担当教授に許可を取っていないけど、今のところ、日欧企業のM&A後の経営戦略の比較分析をしようと思っている。

具体的には、これまで日本のビジネスシーンにおいては、一辺倒とまではいかないが、かなりの程度アメリカに習えのようなところがあったと思うけど、昨今、欧州でのM&Aや市場開拓が活発になる中で、欧州に習った方が良いことも多いのではというのをM&A後の経営戦略を例にとって、書いていきたいと思う。

・下半期

転職先での仕事が始まるので(おそらく9月?)、年内は、平日はもちろん、休日も色々こちらに時間を費やすことになると思う。

言語は使わないと、すぐダメになるようだし、自分の今後のキャリアを考えた時に英語はマストなので、日々鍛えておく。

具体的には、レアジョブやDMMなどのオンライン英会話を使う。

何か目標があった方がいいので、英語については英検1級を取ることにする。

★2018年の目標

1、本業(上半期:学校、就活、下半期:仕事)に集中する。

本業を安定させ、生活の基盤を作ることが最優先なのは、異論がないかと。

2、「人・本・旅」を念頭に、スケジュールを決めていく。

しなやかな思考、ひいては人の成長には、たくさんの人に会うこと、たくさんの本を読むこと、そしてたくさんの場所を訪れることが重要であるそう。

自分の場合、ほっておいても本は読むし、人には会うけど、日本で働いてしまうと、なかなか海外旅行には行けなくなるので、そこは数値目標を作ってやっていきたいと思う。

人:異業種の人と会う(最低週1)

本:岩波文庫などの古典(月1冊)、英語の本(月1冊)、流行のビジネス書など(週1冊)

特に古典は、年長者との強力なトピックになるので、時間はかかるが、しっかり読む。

トピックという意味では、忘れかけている昭和史などを再度頭に入れる。

英語は、日本に帰国後、日本語で読んだことのある小説を中心に読もうと思う。あとは、Economistなどの経済誌も合わせて。

旅:海外旅行は最低年1回、国内旅行も夏と冬に一回ずつはする。

3、場を作る
・日本で監事として参加しているLGBT団体フルーツインスーツの活動に力を入れる。

LGBTについては、2015年から、渋谷区で全国初となる、同性同士のカップルのパートナーシップを公認する「パートナーシップ証明書」が交付されるようになるなど一定の前進はあるものの、まだまだ理解は十分でなく、生命保険の受取人になれないことや賃貸物件を借りられないことなど、問題は多い。

一人一人が他者との違いを理解した上で、お互いが個々の価値観を最大限尊重し、気持ち良く生活することを前提とする社会になるなら、下記のような痛ましい事件も減っていくことと思う。

https://ja.wikipedia.org/wiki/一橋大学アウティング事件

フルーツインスーツ
代表のローレンさんが、新宿2丁目以外に集まれる場所がLGBTコミュニティになく、もう少しフォーマルな集まりが必要なのではないかと考え、作られた団体。ビジネスコミュニティーの色合いが強く、日本ではまだまだ馴染みが薄いものの、海外の同団体はLGBT団体として、かなり強い力を持っている。

・従来からの日本製品やアニメコンテンツ、そして、2020年に東京オリンピックもあることなどで、訪日需要はますます高くなっている。そうした中で、日本に来た外国人の受け入れとなるような場所を作る。

例えば、Airbnbを利用して民泊事業をしてもいいと思うし、外国籍の人を半分くらいにしたシェアハウスを作ってもいいと思う。

また、上のLGBTと絡めて、そうした方向けにアパートやマンションを賃貸してもいいと思う。

ここのアイデアは、まだ詰め切れていないのものの、利益を求めるというよりは、キャッシュが回っていれば、そこまでの利益追求はしないつもりである。

現実的には、日本に帰国後、焦らず物件を探すところからのスタートになると思う(ちなみに物件は、不動産屋の友人にすでに頼んで探してもらっている)。

4、身体は資本
というわけで、トレーニングを継続的にする。

ルーマニアでは、最低週に1度はプールに行っていたが、ポーランドでは何もしていないため、身体はブヨブヨである(体重は不摂生なこともあり、減った)。

自分は太っている時よりも、痩せている時の方が頭が働く傾向にあるので、ベストパフォーマンスを常に出せるように身体の管理をする。

また、筋肉マッチョに対する憧れは全くないのだけれど、自分の身体を見るたびにストレスを感じるのは、精神衛生上良くないし、長期的には痩せようと思っているので、それならば早くそれを実行に移して、日々の幸福感を高めたい。

具体的には、日本に戻っても、プール付きのスポーツジムかキックボクシングジムに通おうと思う(海外に出て、結構危険な目にもあったので、いざという時の護身用のためにも)。

日本で働いている時に、ある有名な社長さんが、自分の身体の管理もできない奴が、なぜ会社の経営ができるんだ!と熱く語ってらしたことを今一度肝に銘じる。

★2017年の振り返り

元マッキンゼーの伝説的な経営コンサルタントとして有名な大前研一さんが言うには、人間が変わる方法は3つしかないとのこと。

1つ目は時間配分を変えること。2つ目は住む場所を変えること。3つ目は付き合う人を変えること。

そうした点では、去年は一年を通して、完全に日本を離れ、ルーマニアとポーランドで生活したことで、上記の3つの要件全てを満たすことができた。

今、ヨーロッパに来る前の自分と今の自分とを比べてみると、一番の変化は、自分の想いに対してより素直になったこと、そして自分の実現したいことがより明確になったことだと思う。

学校でのケーススタディー(実際のビジネスの事例。例えば、A社の社長として、中国市場への店舗展開に賛成か?)では、日々経営者視点での判断を要求され、そこには保留とか、どっちもいいねみたいな日本企業にありがちな判断は全く評価されない。

そうしたことを日々積み重ねて、日本人が少ない東欧や中欧の国で学べたことの価値は、帰国後にきっと実感できることも多いと思う。

日本で会社員として働いていると、働く前や長期休暇の時に考えて、今後やろうと思ったことが、日々の仕事に忙殺されたり、年功序列などのヒエラルキーによって、考えの幅が縮小され、それについて考えることさえ、少なくなるように思う。

そうした点で、今回海外に来て、時間をかけて色々なことを考えたり、勉強できたことは、自分の長期的なキャリアにとって、大変意義があることのように思う。

しかしながら、

努力を続けた学生だって、結果にならなきゃ、家族はきっと悲しむ

YUIのHow crazyの歌詞ではないけど、努力(目標の策定含む)にいくら時間をかけても、結果にならなければ意味がないので、今年は去年いっぱいかけて溜め込んだ目標を実現する一年にしたいと思う。

下記は備忘録。

ヨーロッパに住んでいる間に行きたい国
・バルト3国(エストニア、ラトビア、リトアニア、ワルシャワからなら、バスで格安で行ける)

・ベラルーシ(飛行機以外だと、事前のビザ申請が必要)

(ルーマニアのティミショアラから、バスで格安で行ける)
・セルビア
・マケドニア
・アルバニア

あと、気づいたらルフトハンザのマイルがかなり貯まっていて、キューバ(正確にはアメリカのフロリダ州タンパまでマイルで行けて、ここから往復1万円くらいでキューバまで行ける)まで往復で行けそうなので、行ってこようかなと思う。

キューバは、今授業で取っているスペイン語圏であるし、ヘミングウェイが好きな自分としては、憧れの地でもある。

なお、2015年7月20日に、キューバとアメリカの国交が回復しているので、今は、古き良きキューバと新しいキューバを感じられるいい時期かもしれない。

まあ色々あーだ、こーだ書いたが、楽しむことも忘れないようにしたいと思う。

大学の時の先輩で、人生なんて、所詮80年の暇潰しでしょ!と言った人がいたが、その人は最近デキ婚したらしい。

ある意味で、有言実行というべきなのかも。笑

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