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12/27:音楽が目に見えた日
ショパンの街、ここワルシャワにて、本日は日本人の2人の方による、ピアノコンサートに行きました。
ワルシャワの旧市街の中心で、50名くらいの箱で、全曲お二人のオリジナル曲の演奏でした。
お二人とも、ショパン音楽学校を出ている、本格派で、作曲もやられているということで、先日の日本人会でお会いし、誘っていただいてから、とても楽しみにしていました。
ピアノはバイエルを少しかじった程度の素人の私ですが、感想としては本当に良かったです。
終始、感動が鳥肌が立つレベルを超して、背中がゾクゾクしていました。
まず、最初に演奏された横山さんですが、なんとも形容しがたい魅力がある演奏でした。
本当にうまく表現できませんが、その演奏は、繊細で、新しい扉が開いたというか、こんなピアノがあるのかといったものでした。
すごく澄んだ純度の高い物語の世界の話を聞かせられているかのようなというか。
曲名を聞いても、なんでこの曲名なんだろうと言った感じで、素人にはわかりませんでしたが、どれもすごく素敵だったので、その場でアルバムを買って、サインももらってしまいました。
Lemon(レモン)やPoured whisky onto the candle(ろうそくにウイスキーを)などの曲は、なんでこの曲名なのか、本当にわかりませんでしたが、全体的に静かな曲が多いものの、いつの間にかどれも集中して聞き入ってしまいました。
続いて、松本さんですが、松本さんは演奏される前に曲の説明をしてくださったこともあったからか、比較的曲名と曲の感じが一致しました。
最後の疾風迅雷なんかは、あぁ確かに疾風迅雷って、こんな感じかもなという印象がありました。
横山さんとは、違った良さがあり、本当にどれも素敵でした。
個人的には、最初のTaki no shiraitoとTakiが、とても素敵で、好きです。特に、Takiは最初の入りが、かっこよくて、そこから徐々に滝の雄大さや広がり、水の生命感が伝わって来る感じがありました。
10月に若手のピアニストによるショパンの演奏会を聞きに行ったことはあったのですが、箱のせいか、音が割れてしまっていて、あまり良くなかったので、今回、オリジナルでしたが、良い音楽をここワルシャワで聞けて、良かったです。
最後はお二人が代わる代わる即興で演奏してくださり、交代のタイミングで、二人が連弾されて、タイプの異なる二人がすることで、また違う味が出ていて、こんな演奏もあるのかと目から鱗でした。本当に素敵でした。
本当にお世辞じゃなく良かったので、また機会があれば、行きたいです。
なお、実はピアノを使った音楽は好きで、Spangle call Lilli line - sugar (piano version)とか、世武 裕子、Salyuのピアノの曲は普段から割とよく聞いています。そう言えば、George Winstonも一時期どはまりして、聞きまくってたなー。
https://www.youtube.com/watch?v=yCAmtckfZgU
Spangle call Lilli line - sugar (piano version)
日本人のライブだったら、相対性理論とサカナクションが好きで、留学前は行ってました。
ワルシャワに来てからは、友人がやってる空想委員会っていうバンドのプロポーズって曲をやたら聞いていました。「ただ雨が降るのを眺めていよう、ずっとずっと」っていうのがサビであるのですが、ワルシャワは雨が多いから聞きたくさせるのかも。
しかしながら、
ただ雨が降るのを 眺めるような ずっと ずっと
そんな二人でいれたらいいな ずっと ずっと
という歌詞で、曲名がプロポーズって、おしゃれすぎる。確かに、二人でいて、雨が降るのを楽しめるようなら、それはもう幸せな生活しかないと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=Gv8lbNKfZX8
空想委員会/プロポーズMV
そして、今は銀杏ボーイズの『夢で逢えたら(麻生久美子ver)』とJustin Nozuka 『After Tonight』を聞きながら、これを書いているわけで、音楽については、うるさいのも好きだし、雑食だから、割となんでも聞きます。
ところで、30,31,1日は、ドイツはベルリンに行くことにしました。
Clujの学校のクラスメイトがいるので、そこに泊まらせてもらって、年越しをエンジョイしようと思います。
なんでも、ベルリンの年越しは、街自体で花火イベントもあるほか、市民達がロケット花火を好き勝手使いまくり、盛り上がるそうです。そんなクレイジーピーポーに負けないよう、日本代表として、頑張ってくる所存です。
そして、今宵は素敵な演奏に影響されたこともあり、僕もソロで宴会をしたいと思います、、笑
というのも、日本の友人が、結婚するそうで。
なんでも僕が帰国するまで、式はしないんだと。
お前から金をもらわなきゃいけないからと言っていました。
素直じゃない人ばかりで困ります。笑
とりあえず、飲むっきゃないな。
いつものLECHビールに、今日は贅沢に乾燥マンゴーを肴に。
おめでとう。
30を前にした一年前に、お前とは40になってもお互い独身で、場末のスナックで飲んでるだろうよと言っていたのが嘘のよう。笑
人って本当にわからないし、変わるよなと。
しかしながら、電話がくるなり、おまえは卒業後の仕事とか大丈夫なのか?と、自分の一大事である結婚のことよりも、人の心配をしてくれるところは昔と少しも変わってなかった。
というわけで、そろそろ寝ようかな。でも、何か音楽が耳というか頭に残っていて、眠くない。良い小説は、時間が経過しても、ふとした時に思い出されるものであるとは、よく言われますが、同じように今日の音楽も今後リフレインされることでしょう。
今日のおやすみソングは、ゆずの『連呼』と『以上』
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