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2/26:卒業まであと124日

写真は先週の土曜日の夕方に、人々がキャンドルを手に街を行進してた時のもの。ルーマニア人の友人に聞いたけど、何のイベントかはわからないとのこと。おそらく少し早いけどイースター関係の宗教的なイベントではないかとのこと。

Clujに2/9に戻ってきて、2週間が経過した。

街のコンパクトさや、帰ってきてからのウェルカムなムードにかなり癒され、あらためてこの街が好きだなと思った。

(今日もショッピングモールのロクシタンで化粧水を買おうとしたら、高いからまずはこれを使ってみて、よければ買ってねとサンプルをたくさんくれた。また、同じショッピングモールのスーパーで食料品を買ってレジに行ったら、買い物袋はこっちにして、こういう風に入れないと卵が潰れるよと、かなり丁寧に教えてくれた。笑)

学校に関しては、5月末で授業が終わり、6月末までに卒業論文を提出して、それが認められれば、晴れて卒業が確定する。

タイトルの124日というのは、6月末までの日数。

最終学期にやることとしては主に2つ。

卒業論文と、今期は授業が火曜と水曜しかない代わりに、単位となるインターンシップ。

それに加えて、去年もご招待いただいたブカレストのRomanian-American Universityから、今年も5月の文化交流イベント的な学会に呼んでいただいたので、そのための論文を含めた準備が必要となる。

後は、卒業後の仕事を決める必要もある。

終わりよければ、すべてよしという言葉があるくらいなので、最後まで手を抜かずにやっていきたいと思う。

下記は最近の生活について。

今週は日曜日から、一緒に住んでいる友人カップル(二人ともクラスメイト)がマルタに一週間ほど行っていて、現在は一人で家を守っている。

街のほぼ中心に一軒家を借りていて、部屋が3つとキッチンがあって、トイレと風呂も2つずつあるので、とても快適である。

こちらから写真を送ってくれと言ってあったものの、暖かい気候とこれぞ本物の地中海といった青い海の写真を見るたびに、自分がマルタに行かなかったことを何度後悔したかわからないくらい(往復で航空券は5000円くらいだし、他に友人2人も来て、宿泊も皆で一つのところに泊まる関係で一週間で1万円くらいになるから来ないかと何度も言われていた)、現在のクルージュは雪も降っていて、とても寒い。

温度は天気予報によれば−6度とのこと。

そうだ、マルタは無理でも、少しでも海を感じられるところに行こうと思い立ち、−6度の中をプールに行って、一時間近くスイムとサウナを楽しんで、今はバスを待っているところである。

写真は家の前の教会。部屋からも教会は見える。

ところで、今回がポーランドから帰ってきて初のスイムではあったが、身体が覚えているというやつだろうか、問題なくスイムできた。

というか、そもそもクルージュに来るまで、あまり泳げなかった気がするけど、こっちの今行ってるプールが2mの水深で泳げないと普通に死ぬし、隣ではキッズ達が普通に泳いでいるので、30歳の日本男児として負けられない想いから、気合いでなんとか泳げるようになった。笑

今日は2つの論文のテーマを何にしようか考えながら、泳いでいたら、水着が途中で脱げそうになってて、それでも気づかず泳いでたことで、マーメイドジャパンよろしく、リアルマーメイド(人魚は何も着ていないという意味で)になりそうになってました。笑

マーメイドと言えば、ワルシャワの街のシンボルで、旧市街の中心地にも像があるほど。ワルシャワに行った際は、人魚の街に来られて幸せです的なことを言っておけば、もうそれだけでOKと思われる。笑

昔から一つのことに集中しすぎると、他のことが見えなくなる傾向があって、例えばドラゴンボールのアニメを見ている時は、母親が何を言っても気づかなかったらしく、悟空と母親が話しかけたところ、初めて気づいたという逸話も残っている。笑

さすがに、今後はプールでは気をつけたいと思う。リトルマーメイドなら可愛いが、リアルマーメイドはまずいと思うので。笑

最後はマルチショールのために買ったもの。

マルチショール(mărțișor)とは、ルーマニアの伝統的なお祭りで、3月1日に男性が親しい女性に「マルチショール」という、赤色と白色の糸を巻きつけた小さいプレゼントを通じて日頃の感謝を示すといったもの。

昨年、ルーマニアの隣のモルドバ共和国でも同じようなものが露店で売られていたので、ルーマニアだけのイベントではないと思われる。

このマルチショール、聞いたところによると、無形文化遺産としてユネスコに申請中とのこと。有名なところだと、日本の和食とかも無形文化遺産になっている。

そう言えば、今日、お世話になっている日本語学科の先生のところに行って聞いたのだけれど、クルージュの中央公園に桜が100本植えられることになるそう。

日本の何県か忘れちゃいましたが、贈呈されたものだそうで、まだ植えてはないものの、すでに街の植物園には来ているとのこと。

こないだはカフェで作業してたら、隣の人がたまたま日本人で話しかけられたほか(先週レストランでも同じことがあった)、最近は東大の言語学の先生など大学関係の方も日本から多く来られているとの話を伺った。

卒業してもまた来ることになると思うけど、その時はもっと日本とも近い街になっていそうである。

というわけで、今学期は色々あったりするわけだけれど、まず土曜日に最初の試練となりそうなことがあるので、頑張ろうと思います。

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