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読書備忘録#17

マルドゥック・アノニマス 7 (ハヤカワ文庫 JA ウ 1-24) 

重たくて、長くて、最早ライフワークなのか、
新刊が出たので早速読了。
信仰とさえ言えるかもしれない愛読シリーズ。

天地明察とか、光圀伝あたりを紹介して冲方丁を知ってほしいと思いつつ、結局マルドゥクにハマってほしいが心の奥底の願望なんだなぁと思います。

7巻の展開は、まさにまさかの展開。
読者がいる”神の視点”からイースターオフィス側とハンター側の物語は単純な正義と悪の対立が成り立つのかと疑問が出て来ます。

でもこの作品、終わるんでしょうか?
ヴィランが体制側に、ヒーローがイリーガルに。
ポジションが目まぐるしく変わって最早、次の巻が天から降ってくるのを待っている状態です。

クライマックスがポーカーだったマルドゥク·スクランブルからアノマニスが何を読ませてくれるのか、本当に楽しみです。



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