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「夢をかなえるゾウ 1」 笑いとトイレ掃除

 今回は課題5と6の内容になります。

課題5 会った人を笑わせる

 課題5、「会った人を笑わせる」。

 今まで「お前面白いこと言えよ」みたいな無茶ぶりが飛んできたことがある人はわかると思いますが、「面白いこと言って」と言われてそんなアドリブ力がなくて必死に出した発言で周りに「つまらない」と言われるとめちゃくちゃへこみます。

 社会人になってからは特にそういった無茶ぶりはなくなりましたが、学生の時はごくまれに起きる試練のように周りの友達から求められることがありました。(そんなのもいい思い出ですね。)

 芸人でも「なんか面白いこと言って」と言われるのはあまりされたくないと言うくらいにはこの「人を笑わせる」といった内容はかなり難しいと思います。

 僕は人と会話するのも得意ではない方なのでもっと厳しいのですが、笑いに最も大事なのは「空気」とガネーシャは言います。

 主人公は毎回次の課題に入る前に前回の課題の感想を伝えるのですが、そのときの話し方がつまらないと言われてしまいます。

 報告書のような話し方では聞いてる人はつまらないし退屈になってしまうと。自分のエンターテインメント性の欠如が聞き手のモチベーションを下げているといった評価をされ主人公は困惑します。

 大事なのは「空気」と上記で書きましたが、例えば雰囲気の悪い会社の朝礼や会議は最悪です。その日の気分もだいぶ下がると思います。そうなると会社全体の雰囲気は当然悪くなります。

 一日の始まりに顧問の先生からの説教から入る部活も最悪ですね。

 逆にいい会社はみんな楽しそうにしていて自分もいるだけで楽しくなります。まさに理想の会社ですね。

 雰囲気も言い方によっては空気です。

 この「空気」というのが「笑い」によって作り変えることができるというのが今回の話のテーマになってきます。

 ではどうすれば笑いを取るのかという多分人間の9割以上はこの答えを知りたがると思いますが、結論から言うと「無理に笑わせようとしない」です。

 なんだか思っていた答えと違うと思いますが、大事なのは笑いの生ませ方のようです。

 お笑い芸人でもなく、会話も得意でない人は少なからず僕だけではないと思います。

 そんな人が無理に他人を笑わせようとすると逆に白けてしまい空気を悪くしてしまうかもしれません。(それによって笑いがおきるかもしれませんが。)

 なのでそういった失敗をなくすために「あなたと会えて嬉しい」「楽しい」そういう思いを持ちながら会話をすることで気分は楽しくなり、おのずと楽しい会話ができるようになっていきます。

 気分は伝染するというので自分が楽しいと思っていれば相手も自然に楽しい雰囲気になっていくのが今回の「人を笑わせる」というテーマのポイントになってきます。

 とはいえ人見知りだったり緊張でそんな感情が生まれないというのもあるかもしれません。

 僕も実際高校生の時まで人と会話はあまりしたくなくて趣味の会うイツメンとばかり話していましたが、大学に入っていろんな人と関わることによって「この人の会話は貴重だな」と考えるようになりました。

 いやいやながらでは当然相手にも悪いし相手はそれを感じてしまいます。

 なので少しづつでもいろんな人と話したり、考え方などを変えたりしていくと面白いことを言えるかは別として相手と気持ちのいい会話ができるようになっていくと思います。

 僕もまだまだ修行の身なので僕も意識を変えながら話をしていきたいです。

 ちなみに今回の偉人の話は「ハーブ・ケレハー」というサウスウエスト空港の創業者の話が出てきました。

 ある時、自分の出した広告と同業者の出した広告がほとんど同じで普通なら裁判沙汰になりそうなところをなんと腕相撲の勝敗で決めようと持ちかけました。しかもその勝負は負けたそうです。

 そんなユーモアを大切に相手を笑わせるようになれたらと思うし、僕は口だけでなく文章も読んでもらえる人に退屈させえないような文章が書けたらと思いました。

 これもなかなかハードですわ~


課題6 トイレ掃除をする

 課題6 「トイレ掃除をする」。

 課題4と5はだいぶ考えさせられる内容でしたが、課題6は「トイレを掃除する」という至ってシンプル、でもやるのは嫌!といった内容になります。

 トイレ掃除、やれと言われたら絶対やりたくないことの一つではないかと思うくらいトイレ掃除は嫌がることだと思います。僕も掃除の中では特に嫌です。

 小・中学生の時はあまり考えずに掃除の時間はやっていましたが、それ以降は特に強制的にやらされることはありませんでした。バイトでたまに任されたときはありましたがレベルが違うくらい嫌でしたね。

 早速偉人の話になってしまいますが、ある大富豪は「他の大富豪の人たちはどうして大富豪になれたのか」という疑問を持ち、自分の部下に他の大富豪がどんな生活をしているのか見てくるよう依頼しました。

 そして数年後、その部下たちに招集をかけてどうだったかと聞いたところ部下たちは口をそろえて「わからない」と返答しました。

 なんかないのかと話し合った結果「トイレがきれいだった」そうです。

 なんかこの話だとこの課題の内容としてあまりにも読み手としてあまり納得のいく内容になってないような気がしてきますね。

 ですが、それくらいトイレ掃除というのは地味で大事なことのようです。

 松下幸之助というパナソニックの創業者も誰よりも早く朝に出社してトイレ掃除を行っていたらしく、本田宗一郎というバイクの技術者も自分の工場の真ん中にトイレを設置してみんながきれいに使えるように作ったと言っています。

 トイレが真ん中にある会社ってそう考えると少なそうですよね。

 今回の課題で重要なのは、トイレ掃除は誰もやりたがらないから人がやりたくないことをすると他人に喜ばれるということです。それの代表で「トイレを掃除する」ということです。

 会社のトイレ掃除はできそうにありませんが、せめて自分の家のトイレはきれいに扱いたいですよね。でもなんだかんだ一人暮らしで掃除を一番していた場所はトイレだったような気もします。

 これから一週間に一回はトイレ掃除を心がけたいと思います。

まとめ

 今回は「会った人を笑わせる」と「トイレ掃除をする」という二つの課題について書いていきました。

 「人を笑わせる」なんて難しすぎるし、「トイレ掃除」なんてできればやりたくないことなのでだいぶ頭を抱える内容でしたが、でも会う人に「嬉しい」「楽しい」と思うことはよほど嫌な人でない限りは普通のことだし、トイレ掃除も自分の家のだけど常にきれいにしていたいと思うので定期的にやろうと改めて思います。

 いつだったか「トイレの神様」っていう歌もありましたね。

 調べたところ2010年の歌でした。

 もう11年経っててビビりますが今回はこの辺で。

 ではまた!

 

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