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「社会システム原論」的「視点」

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社会システム原論をベースにした記事を集めています。種々の視点を読者の皆さんに提供できれば、幸いです。
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#社会システム論

偏見と世界平和の狭間で…

Prologue プロローグ(序章)【整数論】せいすうろん  Q:2の20乗を計算せよ。  A:2の10乗までを暗記し、それを筆算で計算する。   2,4,8,16,32,64,128,256,512,1024   2^1,2^2,2^3,2^4,2^5,2^6,2^7,2^8,2^9,2^10 2^10×2^10=1,024×1,024=1,048,576(ひゃくよんまんはっせんごひゃくななじゅうろく)(これも暗記ではありますが。) 第1章 偏見について考えてみた!

Raison d'être レゾンデートル

 存在意義を表すフランス語である。誰しもが一度は考えたことのあるテーマではないだろうか?人生は有期限であり、一生は一度限りである。ひと一人が成し遂げられることには、その時間的制約により自ずから限界が生じる。ただ、悠久の時を経て、あらゆる偶然が積み重なり生命が誕生したのが、この星、地球である。我々は今という時代を生きている。  これは単なる偶然なのであろうか?いや、そんなことはない。今を生きていることは、長い年月を重ねてきた歴史の産物であり、過去、現在、未来へとつながっている

全てが全てに依存する ー複雑に絡まった因果関係ー

 社会システム原論の最小にして最大の解、それが「全てが全てに依存する」というものです。あらゆる事象はつながっていて、何かのアクションには必ず何らかのリアクションが生じます。それ故に「予期せざる効果」を引き起こします。複雑に絡み合った現代社会は、複雑な因果関係の渦中にあり、何かを期待したアクションには、予想だにしなかったリアクションがもたらされることが往々にして発生します。 情けは人の為ならず 「人に情けをかけるということは、人の為ではなく、巡り巡っては自分の為なのですよ」と