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大学4年間の金融学が10時間でざっと学べる

今週の読書感想文です。

著者は植田和男さん、東京大学名誉教授などを務められてます。

1. 金融とは何か?

金融とは、お金のある人が、お金のない人に利息を払うことを条件に、「資金を融通すること」です。そして、金融には3つの役割があります。

1つ目が、「モノやサービスの交換をお金でスムーズにし、経済を支える」です。これは、分業することで専門性が活かせ、モノやサービスの向上に繋がる金融のしくみです。

2つ目は、「今日のモノと明日のモノとの交換」です。これは、“必要なモノ”を持っていない人へモノを貸し、そこで生産されたモノを返すという金融のしくみです。

3つ目は、「将来のモノに対する請求権同士の交換」です。これは、お金の持っている人が銀行に預金し、お金のない人に貸すという金融のしくみです。

2. 金融の基礎

金融とは、お金を貸し借りすることです。このお金の貸し借りには、サイクルがあります。それが、「赤字主体と黒字主体の間の貸し借り」です。貯蓄が投資を上回っている主体を「黒字主体」といい、下回っている主体を「赤字主体」といいます。

お金は黒字主体から赤字主体に向かって運用されます。黒字主体は余ったお金を運用できるメリットがあり、赤字主体は投資ができるメリットがあります。このサイクルがあることで、双方にメリットが生まれるのです。

3. 金融キーワード「リスク分散」

金融にはリスクが付き物です。しかし、このリスクは「リスク分散」をすることで、最低限まで減らすことができます。リスク分散とは、1つだけにお金をつぎ込むのではなく、複数に分散し、リスクを減らすというものです。

1つの金融商品に集中して投資すると、価値が下がってしまった時、損失が大きくなります。複数に分散したり、複数回に分けて投資したりすることで、リスクを小さくできるのです。リスク資産の保有を考えた場合、リスク分散を行うことは必須科目といえます。

まとめ

金融と聞くと、「お金儲け」「拝金主義」などをイメージする方が多いと思います。しかし著者曰く、「金融とは、お金儲けの道具ではなく、経済全体がどう動くかを知るための学問」と述べています。この経済全体というマクロな視点を考えたとき、私たちの生活の中にあるミクロな視点が磨かれるとのことです。

感想

本の内容は一度じゃ理解できませんでした!!また時間を空けて読みたいと思います!

最近こんな本よりももっと人として読む本があるなと思います。

人としての完成度がすごくやばいなと感じます。

周りの人に迷惑をかけすぎる、、、

もっと基本的な本を読みます。

今週の目標は二冊です!

では!!

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