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2024/4/10『中盤力向上』攻める場所はどこ

ご覧いただきありがとうございます!
中盤力向上に役立つブログです。

ぜひお楽しみください。



今回も図Aについて、
 ①形勢判断
 ・玉の固さ
 ・駒割
 ・駒のポジション
 ・形勢はどんな感じか。
  勝勢(^_^)v  優勢  有利  自信あり  互角  自信無し  不利  敗勢  絶望(T_T)
 
 ②方針
・気持ちと指し手
 
 ③指す手
 ・ビシッと一手

を30秒考えてみてください。

図A




①形勢判断


🏰玉の固さ
金銀の密着度で先手持ちです。後手は薄いですね。

💰駒割
角桂と金の交換です。
駒得です。

🥎駒のポジション
先手の駒は全体的に良い配置ですね。
後手の駒はふわふわしています。一発技が入れば崩壊しそうです。

🌞形勢
固さと駒割で優勢です。
どうやって倒すかです。


②方針


・気持ちと指し手

ふわふわの相手に力押しは効果が薄い。
一手で連結を外してバラバラにしたい。


③指す手

・ビシッと一手 34歩

図B



解説

同銀と取らせることで後手の駒の連結を外します。
外したところで54歩と一発叩くことで、同金に72角という手を狙います。

具体的な手はともかく、相手の金銀をバラバラにして一発で仕留める発想を持ちたい局面でした。

🌙その他の手
44銀はちょっと重たいです。
77桂でもOKですが、玉の守りの駒はできるだけ残しておきたいです。


まとめ


今回は相手の駒の連結を外す一手でした。

右玉のようなふわふわとした玉を攻めるときは、歩などの軽い駒と大駒を連携して技を掛けることがおススメです。金銀の攻めなどの力押しは注意が必要で、それにこだわると玉に逃げ切られることがあります。

攻める場所として、玉まわりだけではなく敵陣全体を見て攻めるようにしましょう。

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