見出し画像

2024/5/5『中盤力向上』得する場所

ご覧いただきありがとうございます!
中盤力向上に役立つブログです。

ぜひお楽しみください。



今回も図Aについて、
 ①形勢判断
 ・玉の固さ
 ・駒割
 ・駒のポジション
 ・形勢はどんな感じか。
  勝勢(^_^)v  優勢  有利  自信あり  互角  自信無し  不利  敗勢  絶望(T_T)
 
 ②方針
・気持ちと指し手
 
 ③指す手
 ・ビシッと一手

を30秒考えてみてください。

図A




①形勢判断


🏰玉の固さ
金銀の枚数の差で先手持ちです。
さらに、玉型の発展性も先手持ちですね・

💰駒割
互角です。

🥎駒のポジション
向かい飛車の飛車先の歩がないですね。
44銀が歩越し銀の形です。

後手の62銀もゆったりとした展開では使いにくそうです。

🌞形勢
玉の発展性の差で先手持ちです


②方針


・気持ちと指し手

36歩 37桂 45歩 47金 46角としたい。
そして圧倒したい。

そのために流れを穏やかにしちゃう。


③指す手

・ビシッと一手 87歩

図B



解説

歩を打っちゃいます。
せっかく交換できているところですがいいんです。これくらいの得は返してあげて、右辺でもっと得すればOKです。

得する場所は右に定めて指し進めていきます。

🌙その他の手
86歩とされる展開は不満です。ゆっくりした展開にしたいのに駒をぶつけられやすくなります。88歩とするなら今87歩としたほうがお得です。


まとめ


今回は得する場所を考える問題でした。

将棋は得を重ねて優位を築くのが理想的な展開です。
しかし、相手も得をしたいですね。その主張がぶつかるから戦いになります。

今回のような得をできそうな場所がハッキリとしている場合、それ以外の場所は互角にしておけばいいんです。

一か所得をして徐々に拡大すればOK
よくばりすぎないようにしましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?