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般若湯

昨日28日はお不動様と縁日とのことで
狸谷不動院の「初不動」に行ってきました。

かの宮本武蔵の吉岡一門との決闘の舞台になった
一乗寺下り松の地を右手に坂を上っていきますと
不動院が見えてきました。

私が本を読むのが面白くなったきっかけは
吉川英治の「宮本武蔵」で
20代当時、
「どうして私は男に生まれなかったのだろう」
と思うほど熱くなったのですが
武蔵ゆかりの地を踏むのが今頃なんだな・・

決闘の前に武蔵が打たれたという滝に立ち寄り
本堂へ・・

その地へ足を運ぶということは
当時にワープしてつながるのか
不思議なパワーを感じますね。


今回の目的の一つが
この日特別にふるまわれるという笹酒をいただくこと。

竹筒からお燗のお神酒をいただきました。

がん封じのご利益があるとのことですが、
じんわり身体があったまっておいしかったです。

お酒のことを般若湯といいますが
「般若」とは智慧のことであり、
お酒のことを智慧の水としていただいてきたのですね。

ああした場所でいただくと
「般若湯」をより実感できますね。

ただ青竹の盃ではなく、
プラスチックだったのは残念でした😒

そういえば昨年から
「お不動様」に出会うことが増えているのですよね。

沢庵禅師の「不動智妙心録」・・
また読みたくなりました。


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